遅まきながら、感想など。
第5回期日は3月12日水曜日にありました。
私、午前中は小倉で働いてたので新幹線で行きましたよ(笑)。
それでも抽選には間に合わず・・・。
友達が自分のゲットした傍聴券を譲ってくれて、中に入ることができました。
(ありがとうS姫。)
今回は整理券の倍率はかなりのものだったよう。
原告の方とその家族が集まっていたのに加えて、学生や一般の人もかなり多かったみたいです。
で、法廷に入り。
いつ見ても、原告代理人の多さにはびっくりします。
入りきれないくらいいるし。
一方の被告代理人も、最初こそ少なかったものの徐々に人数が増えてます。
危機感を持っているのか、やっとこの訴訟の重要性を意識したのか、増員したその心を聞きたいものです。
裁判の中で原告番号13番の男の子(21歳!)の意見陳述がありました。
21歳、ということで私も含めて学生はかなり身近に感じたのではないかと思います。
これまでは原告の方々の話を、自分の母親に置き換えて聞いていたけれど、今回はダイレクトに「自分」の話だったと思います。
そうやって聞くと、具体的にピンときていなかったC型肝炎に対する差別の話にも実感を持つことができたように思います。
(そもそも病気だからといって差別するその心は理解できないから、ピンときていなかったのだと思う。)
もちろん、これまでも差別があることは知っていたつもりだったけど、恋人との交際をあまりよく思われない等聞くと、あぁそういうところに差別意識は現れてくるのか、と原告の方を覆うウィルス以外の敵の姿をかいま見れたようでした。
今後の証拠調べに入るに当たって、各地裁で審理する証拠を合同で使ってほしい、という旨の主張の他は、これといって新しいものは出ず。(と、私は思った。)
解決までの時間短縮のためにも、それが聞き入れられることを願います。
原告側は改めて、フィブリノゲンの危険性と有効性について主張をまとめていました。
(法廷にパソコンとプロジェクターを持ち込んでパワーポイントを使って説明。←これってすごいことなんじゃ・・・。)
弁護士の主張を聞いていると、なぜこんなにもウィルス感染の危険が明らかなものを厚生省は承認したのか、加えてそもそも効くとは思えないものをミドリ十字は薬として売って恥ずかしなかったのか、私は疑問を禁じ得ません。
てか、厚生省もミドリ十字も愚かだとしか思えない。
しかも過ちを認めずに、嘘くさい主張ばっかりしてるんだから、やっぱりバカなんじゃ・・・。
被告側を見ていていらいらするのは、何かにつけて「わかりません」「まだ調べていません」「多分・・・だと思います」とだらだら繰り返すところ。
挙げ句の果てには「次回は多分何かしらの意見を言うと思います」と「多分」「何か」「思います」って何も決まってないのか、と。
やる気がないのか引き延ばしにかかってるのか、本当にイライラする。
原告の方たちだって、いつ病状が悪化するかもしれない中で戦っているのに、それがわからないんでしょうか?
それとも無視しているのでしょうか?
そんな風に被告代理人の態度に苛つきながらも、今回は良いニュースがいくつか。
一つは、長崎にC型肝炎の患者会が立ち上がったこと。
もう一つは、新しく実名公表した原告の方がでたこと。
実名公表された原告の出田さんは、最初から実名公表して裁判に臨んできた原告番号1番の山口さんと同じ熊本の病院で同じ時期に出産・入院していた仲間の一人、でした。
山口さんの実名公表の理由の一つに、「一緒に入院していた仲間に、感染の事実と感染の原因はフィブリノゲンにあることを知らせたい」というものがあったそうです。
テレビのニュースや熊本でのシンポジウムを機に、当時の仲間が再会し、皆裁判に参加する方向に進んでいるということで、山口さんの願いの一つが実現して良かった、と。
もちろん、まずは裁判に勝たなければならないし、勝ったとしても病気との闘いが終わる訳ではないけれど、それでも一つ良いニュースだったと思いたいです。
公判の後は、いつものように記者会見などありました。
今回はなぜかえらくマスコミが多くてびっくり。
テレビ局だけでも、フジ・TNC・FBS・NHK・KBC・TVQ・KTN、と盛りだくさん。
KTNは長崎のテレビ局のようで、患者会の立ち上げを撮りに来たのかな、と。
全国ネットのフジも来ていたことで、少しずつ社会の関心が高まっているのならば良いな、と思いました。
(新聞社は西日本・熊本日日、など。)
その後、今回は原告の方と家族の方の集まりがあったらしく、学生もちょろりと活動報告などをしていました。
私もうっかりロースクールに進学することを話したばっかりに、急にしゃべらされ。
古賀マジック(by小林さん)でした(笑)。
今回は学生もたくさん来ていたし、解決へ向けての熱気が感じられました。
会場では学生制作のメッセージキルトへ応援メッセージを集めたり、と活動は着々と。
新入生を巻き込むための新歓の準備も進んでるみたいだし、がんばってほしいものです。
でも、強いて言うなら一部だけの横の繋がりで活動するのではなくて、もっと全体でみんなでがんばったらいいのになぁ、とも。
一部の人の負担はかなりあるみたいだからなぁ。
次回の公判はイレギュラーに4月28日です。
春の異動に伴う裁判所の更新と、これまでの裁判をまとめた意見陳述を弁護団長の八尋光秀弁護士と、ハンセン国倍の弁護団長をつとめた徳田靖之弁護士が行うそうです。
ものすごーーーーーーく傍聴したいんだけど、授業をさぼって福岡まで行けるのか。
鹿児島からは遠いです(泣)。
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