明日にも1万行きそうですね
カウンターの回りが早っ!
10000踏んだ人は、コメント残してくだされね。
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
最大の山場、刑法終了。
夕べは現実逃避してたので、3時間くらいしか勉強してません。
一応答案は(字数だけは)書きました。
出題は、中止犯・因果関係論・教唆のとこでした。
みんなヤマが外れてた模様(笑)。
私は答案1枚目の余りの汚さに1枚捨てたのに、最後×付けるときに間違って清書の方にΣ( ̄□ ̄;)
何とか受理してもらったけど、焦った〜。
あとは憲法と行政法。
憲法のテストの前日に星塚敬愛園の納涼祭りに行ってくるのです。
その分今度こそ勉強しとかないと。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
まもなくカウンターが10000ヒット行きそうです。
最近は本当にカウンターの回りが早くてびっくりします。
ご来訪の皆様に感謝します。
早ければ今週中には5桁行くかなぁ・・・。
10000踏んだ人はコメント残してくださいね。
何かプレゼントしますので。
もうすぐ薬害肝炎訴訟のTシャツを増刷するので、それを購入予定なのですが、それとか?(笑)
各地区で色が違うので、希望があればそれも書いてくださいね。
って自爆したらやだなー。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
婦人公論8月7日号(7月22日発売)に薬害肝炎訴訟についてのルポルタージュが載った。
岩村 明美さんというライターによるもの。
しっかりとゲットしました(笑)。
4ページ(だったと思う)に及ぶルポの内容は、裁判の流れと九州の実名原告3人の背景や気持ちを浮かび上がらせるもの。
いつかの朝日新聞の特集みたいに、写真ばっかりで中身がない、とかじゃなくものすごく充実。
福岡地裁での裁判所前集会の写真も載ってたりして、雰囲気を思い出すし。
(私が傍聴できなかった回の分らしく、残念ながら自分の姿はなかった/笑)
支援の会に参加していても、知らなかったこと、気づいてなかったことがいっぱいあって、ちょっと悔しかった(笑)。
プロ相手に焼き餅焼いても仕方ないんだけど。
読んでない人はぜひ読んでみてください。
私は夏の帰省にはしっかり持って帰って、両親に読ませるべく。
薬害肝炎訴訟を知らない人にもわかりやすいし、こんな風に支援の会に入ってるんだよ、と胸を張って言えるし。
裁判の支援をしている、というとなぜか変な風に思われることもあって、説明が難しい。
別に右とか左とかそういう活動ではないのだけれど。
興味ない人は徹頭徹尾全く興味なくて、うろんな目で見られたり。
ホントに、他人事じゃなくて、自分や家族や、友達も気づかないうちにC型肝炎にかかっててもおかしくないわけで。
これ以上そんなキャリアを増やさないために、今感染している人は少しでも早く治療に入れるように、そんな思いもあって原告の人たちは活動していて。
私たちは、それをちょっとでも支えたりだとか、後押ししたりだとか、できたらいいなと思って参加しているわけです。
興味ない、って言う人にこそ読んで欲しいルポだった。
やっぱプロはすごいなぁ・・・。
と、私は私にできることを見つけてがんばるけどね♪
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
テストの問題は、教授が言ってたように、確かに難しくはなかったです。
最判昭和35年6月24日の事案に手を加えたものを、原告から受任を依頼された弁護士として、勝訴の見込みがあるか、裁判する価値があるか、を検討させる問題でした。
でも、それを答えられるかどうかはまた別のお話。
いやさ。
確かに講義で見た問題なんだけど。
見た判例なんだけど。
いざ検討するとなると、全然出てこない・・・。
私、結局債権者取消権で書いちゃったんだけど、特定の話とか全然してないよ!
友達は代理で書いたって言ってたし。
かなりバラエティに富んだ答案が繰り広げられているのではないかと。
先生、採点頑張ってください。
でも、講義で口を酸っぱくして「判例理論丸写しの答案はいらない。」と言ってた先生なので、皆それぞれにない知恵絞って書いたのが報われると良いなぁ、と。
(って、知恵がないのは私だけ・・・?)
最初のテストでしたが、民法は結構楽しかったです。
すごく苦手意識あったんだけど。
講義とテストに納得です。
一方で明後日の刑法はかなり不安・・・。
模擬問題の答案を出した人に見せてもらうと、「あれを書いてないこれを書いてない」と、丸の一つもなく赤ばっかり入ってて。
講義ではソクラテスメソッド風のものが繰り広げられた上で、ほとんどがちがちに知識をひけらかせって言われても(泣)。
予備校の論証集を丸写しして出した人は、かなり好評だったようですが。
あー、何を問われるんだろう。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
現実逃避に、今さらながら前期の時間割と試験の時間割などup。
前期もそろそろ終わりです。
と、明日からテストが始まります(泣)。
テストの日程は以下の通り。
民法1:7月28日(水)9時−11時
刑法1:7月30日(金)9時半−11時半
刑訴1:8月2日(月)2限(※)
行政法1:8月4日(水)2限
憲法1:8月6日(金)2限
※ただ、刑訴は最後1/4が教授の都合で休講になったため、9月に補講の上、試験がある模様。
(つまり、今回刑訴の試験はなく、後期始まる前に延期。)
試験と同時進行で、法情報論の講義もあったりするんですけどね(泣)。
そんな感じで、全然やってない民法の試験勉強を今さら一夜漬けな私です。
学部時代から全然進歩してない自分が恨めしい・・・。
現実逃避にパソコンひっくり返してたら、時間割を作ったのを見つけたので、アップしてみます。
| 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1限 8:50-10:20 | ||||||
| 2限 10:30-12:00 | 刑事訴訟法1 | 憲法1 | 民法1 | 刑法1 | 民法1 | |
| 昼休み | ||||||
| 3限 12:50-14:20 | 民法1 | クラスワーク | 行政法1 | |||
| 4限 14:30-16:00 | 法情報論A | リーガルクリニック・ゼミナール | 憲法演習 | 行政法演習 | ||
| 5限 16:10-17:40 | 法情報論B | 刑法演習 | 民事法演習 | 刑事訴訟法演習 | ||
| 6限 17:50-19:20 | 民法演習 | 刑法演習 |
憲法1・行政法1・民法1・刑法1・刑事訴訟法1・法情報論は必修科目です。
リーガルクリニックゼミナールと民事法演習は、一応選択科目です。
事実上は必須科目と化してますが。(30人しかいないしね。)
時間割には載ってるけど、単位にはならない科目としては、民法演習・憲法演習・刑法演習・刑事訴訟法演習・行政法演習、など。
これは、演習と銘打ってるけど、事実上は補講というか正規の時間で終わらない分をフォローする先生がほとんど。
(刑訴は演習と担当教授が違うので、司法試験の過去問の解説をやってます。)
やはり半ば必修です。
クラスワークは講義ではなく、日常のフォローです。
担任の教授と5〜6人のクラスごとに集まって、連絡事項が伝えられたり、講義や設備その他諸々の問題点・疑問点などを相談したり。
Web Studyなるオンラインで記入する、学習報告レポート(?)も毎週この日までに書くように指示されています。
私はかなりサボりがち・・・。
また、月に1回程度、全体で集まって作業や、何らかの指示があったり。
(一番最近は、夏休みの予定についての連絡で、その前は日弁連の新司法試験シンポの報告だった。)
民事法演習とリーガルクリニック・ゼミナールが対になってて、毎週論文問題の出題と解説が行われ。
(民事法演習(出題)では、重要判例に当たって、実際の裁判では何が問題になっているのか、なぜそういう判決が書かれるのか、といった解説など。)
答案は水曜出題、金曜12時提出〆切、なのでちょっと辛い。
おかげで木曜はほとんど徹夜です。
前期は民法だけでしたが、弁護士の先生方(実務家教員)が、週替わりで採点をして返してくれます。
論点表を作って返してくれる教授や、細かく書き込みをしてくれる教授も。
それぞれに味があって、ものすごく勉強になります。
とはいえ、合格点の25点には滅多に届かず。
私の中では23点が目標点。
それもなかなか難しいのですが。
平均点は出してないので、出してみようかなぁ・・・。
考えてみると、論文合格者ではなく、長年弁護士や裁判官をやってきた人たちから採点されるっていうのはすごいことなのではないかと。
しかも丁寧な講義付き。
31人という小箱ならではなのかもしれません。
ありがたや。
と、テスト勉強に戻ります。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
懇親会
みんな飲み過ぎです(笑)。
<薬害肝炎訴訟第8回期日感想(5)−報告集会・七夕集会>の続き
毎回恒例懇親会。
(と言っても無い回ももちろんあったはず/笑)
店に入るまでの道すがら、原告の方や、学生や、弁護士さんと話し。
みんな同じように、「あり得ない感」を抱いて傍聴していたそうです。
某田中代理人はやっぱり酷かったもんなぁ・・・。
今回の懇親会は、ものすごーく参加者多かったです。
予約してた店に入りきれないほどで、一旦席に着いた若手の弁護士さんが、他の弁護士さんに呼ばれて席を空ける場面も。
何とか皆店に入り、椿先生が乾杯の音頭を取られ。
私は残念ながらテーブルが違ったので、ほとんどお話しできませんでしたが(後輩はいっぱい話してて、羨ましかった・・・)、裁判の中でも、集会でも、懇親会の場でも、誠実に私たち一人一人に向き合って話してくださるような椿先生の姿は本当に印象的でした。
専門家としての自負や責任感やいろんなものが感じられ。
私もああいう風に自信を持ってきっぱりと語れるようになりたいです。
懇親会になると、学生の年齢とかは分からないので、大学生のような顔をして私も他地区の子達と話したり。
いろいろな活動や考え方や個性に触れられて、とても面白かった。
ついでに自分の名刺をここのURL付きでばらまいてみたりと、宣伝活動にも余念がありませんでした(笑)。
そんな風に名刺渡して、宣伝してると、他地区の学生から「知ってます!」って言われたり。
ちょっと(ホントはちょっとどころじゃなく)うれしかったです。
見てたらコメントなぞぜひ(笑)。
そんな感じに1次会は大盛況でした。
2次会は学生ばっかりでカラオケへ。
親不孝通りのカラオケボックスの1フロアを占領し、各地区の学生と混ざって歌ってきました(笑)。
みんな若くて体力あるよなぁ・・・。
とはいえ、深夜の飲み会&カラオケ。
徐々に帰る人あり、くたびれて眠る人もあり、倒れる人もあり。
私は途中から8月の薬害根絶デーに向けて話し合ってる部屋で邪魔ばっかりしてました(笑)。
ここで、集会で積み残してた内容をまとめて、各地の学生は地元に持ち帰れるように話し合ってました。
私もこのあたりまでは生きてたけれど、話し合いがいつの間にかアニメソング合戦になったあたりから意識が朦朧と・・・。
体力の衰えを感じ、あきらめて帰りました。
この日は、他地区の人もだし、福岡の人もだし、今まで話したことのない人たちといろいろ話せて楽しかった。
それぞれに、いろんなことを考えていて、皆一生懸命で。
私も見習わないといけません。
学生はテストのシーズンに入ってますが、裁判期日も次々と。
8月24日には薬害根絶デーもあり、やることが目白押しです。
私も南国(笑)から、できることを少しでも探したいと思います。
まずはロー友に意見文を書いてもらおうかと。
薬害根絶デーにも行ってこよう、と。
<薬害肝炎訴訟第8回期日感想(7)−雑感>へ続く
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
報告集会・七夕集会
各地から学生が集まって来ていました。
<薬害肝炎訴訟第8回期日感想(4)−裁判後:記者会見の続き>
福岡市中央区の「あいれふ」にて。(正式名称は知らないのです・・・。)
まずは報告集会から。
報告集会はなんだか久しぶりな気がしました。
最初は椿先生からのお話。
椿先生は「私は裁判には不慣れなもので・・・・」と仰いながらも、感想とご自身の証言をまとめてくださり。
続いて、九州各地の患者会から。
代表して、裁判の進行に伴って立ち上がった長崎の患者会の活動報告。
病院や治療法について、患者さんの相談に乗るなどの活動をされているそうです。
次には、支える会の代表であり、薬害オンブズパースンのメンバーでもある薬剤師の猿渡さん。
薬学・法学教育アンケートやフィブリノゲン情報公開請求について報告。
雑誌『週間金曜日』編集部の大西さん。
週間金曜日では薬害肝炎訴訟の取材をし、記事を載せたそうです。
残念ながら鹿児島では見つけれません・・・。
ジュンク堂に行けばあるかな?
報告集会に続いて、学生集会が。
司会が弁護士さんから、学生へ。
まずは、各地の活動報告。
<東京>
谷口さんから。
東京の支える会では、”ハーツ”という愛称でビラ配りや原告の方との交流会をしているそうです。
8月24日の薬害根絶デーに向けて、どんなことをするのか積極的に提言が。
さすが中川弁護士(=薬害エイズ裁判のときに支援する学生だったそうです)のお膝元(笑)。
企画としてはリレートーク、ビラまき、イメージソングなど。
「祭りのノリでやりたい!」とは谷口さんの言。
<大阪>
大阪からは3人の学生が。
京都大学2回生の北村さんから。
本当は劇団(!)が来て、お芝居をするはずが、試験前ということで断念されたそうです。
新歓で多くの1年生が加入し、立命館大にも支援するサークルができたとか。
大阪実名公表原告の桑田さんを招いて、勉強会を行った際には20名もの学生が集まったそうです。
グッズとしてキャンドルの案なども、大阪から出ていました。
<名古屋>
名古屋からは6人。
中塚さんが中心になって報告をし、パワーポイントによるスライド上映が行われ。
スライドの内容もさることながら、ナレーター嬢(名前を聞き損ない・・・)の声がものすごく良く、引き込まれました。
中でも、名古屋の原告の方が、意見陳述で読んだという短歌は本当に強く心を押されました。
だれにせよ もう悲しみをつくるまじ 死にゆく者の涙見たなら
<福岡>
最後は福岡。
山口さん・出田さんチーム、福田さんチーム、小林さんチームの3つのグループに分かれての詩の朗読。
1番手の山口さん・出田さんチームは九大の2年生を中心とした学生と一緒に。
まず、山口さんと出田さんが感染に至った経緯や原因を知るまでのことを話してくださり、詩を学生と一緒に朗読してくれました。
山口さん・出田さんチーム無責任な薬が いくつもの人生を変える
無神経な薬が 出産の喜びを 不安に変える
家族をも 深く傷つけるもし それが 私の母だったらと思うと
もし それが あの優しい人だったらと思うと私には想像できない でも 思いを巡らそう
私には耐えられない でも 目を逸らすまい
私には分からない だから 真実を求めたいこれは たくさんの子どもの願い
母親への想い誰より一番 あなたの心からの声が 胸に響く
決まり文句にはない 何かを動かす力が その声には ある
誰より一番 あなたの優しい瞳が 心をつかむ
苦しみを知らない者にはない 何かを変える力が その瞳には あるいのちのことを 人の絆のことを 考えながら
私にもできることを 続けたい子どもの そして家族の願いが いつか届きますように
たくさんの母親の言葉が 必ず届きますように
新しい日々が 薬害のない世界が 始まりますように
多分、上手い詩というんじゃないんだけど、すごく響く。
自分の母親が薬のせいで病気にさせられたら、 きっとすごくかなしい。
そして同時にすごく悔しい。
そんな風に思った。
次は福田さんと九大内田ゼミ。
ここは福田さんの側と学生の側で二つの詩を用意。
福田さんチーム学生の詩
効かない薬を投与され
病気になってしまった人がいます。
信じていたものに裏切られ
未来を奪われてしまった人がいます。
日々の生活の自由と大きな夢を奪われ
日々闘っている人がいます。このような人たちは
背負わなくてもいい大きな荷物を背負わされたように見えます。なぜこのようになったのか。
なぜ国は悲惨な薬害を繰り返すのか。
なぜ国は患者の人たちの苦しみを理解し、反省し、
少しでも償おうとする姿勢を示さないのか。それが私たちには理解できません。
いま、私たちの前に一人の女の子がいます。
同世代の小さな普通の女の子です。
その細い体からは想像できないような力を彼女は持っています。
意に反して背負わされた大きな荷物に負けないこと、
実名の公表に踏み切ったこと、
そして笑顔を絶やさないこと。
それを支える背中は、私たちにはとても大きく、力強く見えます。
そんなあなたの支えになることができないかと思います。私たちはあなたの気持ちや苦しみを想像することしかできません。
でも、あなたが少しでも前を向く限り、未来を信じる限り、
私たちはあなたの足元を照らす光にも、
あなたの背中を押すやわらかな風にもなろうと思います。
私たちは笑顔のあなたを包みたいと思います。
そしてあなたや他の苦しむ人たちが大きな壁を乗り越えるまで
私たちは一緒に歩んでいきたいと思います。
それが私たちにできる小さな応援です。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
福田さんの詩
信じていたものは、偽りでした。
そして、私は、信じるもののどこまでが本物なのか分らなくなりました。すべての事に対して、信じるか否かの判断に時間をかけました。
すべての物や人を警戒しました。
そして、ただ、ただ、平静を乱すものを避ける事に専念しました。すべては自分を守るために。
簡単に出来ていた事が、だんだんと出来なくなっていきました。
みんなが、いろんな事を経験している頃、私は1年の半分以上を寝て過ごし、
みんなが、いろんな物を見ている頃、私は、病院のベッドの上から、天井を見つめていました。一人ぼっちで、取り残された気持ちになりました。
しかし、恐れや不安からは、何も生まれません。
ですから、当然、何一つ状況はかわりませんでした。私たちが愛から生まれてきた様に、
全てのものは、愛から生まれてくるんだと思います。あの薬に、人を思う気持ちが込められていたら、
こんなにも多くの人が、悲しい思いをすることは、無かったでしょう。私の気持ちは、彼らと出会うことで一転しました。
彼らがくれる、無害で、不思議な力で、私は笑っていられるのです。
そして、今なら何にでも、打ち勝つ事が出来る気さえします。彼らが放つ、暖かな愛は、今まで使ったどんな薬よりも有効で、
自分が病を抱えていることさえ忘れさせてしまうのです。
学生の詩を内田ゼミの川島君が朗読。
福田さんが泣いてしまいました。
それでも、福田さんが自分の詩を読んで、読み終わる頃には、みんなも涙ぐんでた。
涙が出るのを止められなかった。
本当に、私には想像することしかできないし、何か支えになれたら、と周りでうろうろするくらいしかできないけど、何か少しでもできたらなぁ、と思い、ます。
荷物を引き受けることはできないかもしれないけれど、歩く道が少しでも険しくならないように、草を払ったり、石を拾ったりくらいはやりたい。
最後は小林さんチーム。
九大の五十川ゼミと一緒に。
このグループは詩と見せかけて、歌!
SugarSoulの”Garden”
このラップ部分を替え歌で。
皆も立って、一緒に歌を口ずさみ。
小林さんチーム
ラップ部分のみさあ皆 空気さえも蝕まれていきそうな
こんな社会にキバを剥き出すような
日本中で声上げ動き出すような俺らについて来な
この法廷(コート)に集う俺ら瞬く 雨に打たれ悲しみ抱く
そんな中を俺ら羽ばたく 願い続けてくれ絶え間なく
陽の光がここに差し込む 日々の痛みもすべてつつみ込む
あふれる思い詩に乗せる 口ずさむ 青空がそうさせる
あの日描いた夢にぎりしめ 今ここに生きる証刻み込め
July 7th 今始まった その終わりまで 響くよ俺らの詩
小林さん、歌うまいです(笑)。
今度一緒カラオケ行きましょう。
歌い終わって、小林さんチームから全体に声がかけられ。
隣の人と手を繋いでください、と。
ちょっとくさかったけど(笑)、そうやってもっと多くの人と繋がって行けたらいいなと思います。
そして繋がっていくことこそ、私たちのできることかな、とも。
(あ、小林さん、私は初めてだったんですが、あれは”恒例”だったんですかー?w)
続いて、七夕集会での話し合い。
せっかく全国から学生が来ているのだから、といくつかのテーマについて話し合い。
滅多にない機械なので、8月24日は、私も東京に足を運んでみようと思います。
遠いし、お金もないんだけどね(T_T)でも、やっぱり行きたい。
福岡の学生は補助金(?)が出るらしく、羨ましい限り。
でも、そうでもしないと自分たちだけで遠方まで出かけるのは大変だろうしね。
<薬害肝炎訴訟第8回期日感想(6)−懇親会>へ続く
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
裁判の感想はあと3つ残してますが・・・。
この週末に地元の私立のローに通ってる友達と電話してて聞いたのですが。
彼の学校では、再試・追試になると別料金を取られるんだそうです。
余りの衝撃に詳しい話を聞き損なったのですが、そんなことってありなのか?
学費は学費として払ってるのに、別料金て・・・。
自動車学校みたいだなぁ、と。
私立は授業料をダンピングしてるので、その分のしわ寄せがそういうところに来たってことなんでしょうか。
かのローは夏休みの補講も「一切しない」と明言してるとか。
学生からはかなり希望は出ていた、とのこと。
うちは補講もやってくれそうだし、もちろん追試やら再試やらで別料金取られるってこともない。
それが普通だと思ってただけに衝撃。
や、補講に関しては恵まれてると思うけど、別料金はあんまりじゃ・・・?
そんな予想外の金を取られると痛すぎだし、そんなのがまかり通るなら学費なんて有名無実化できちゃうよなぁ。
額とかは、また詳しく聞いてみようと思いマス。
他の学校ではどうなんだろう?
<7/21追加>
別料金というか、手数料的な扱いらしいです。
1科目に付き2000円。
これを高いと見るか、安いと見るか・・・。
<7/22追加>
再試手数料2000円、とかって普通の大学でもやってるとこあるみたいですね。
ちょっと衝撃。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
その名も物欲魔神。
今日パソコンが届いたので、その持ち運び用のケースとかアンテナの分岐コードを“見に”電器店に行ったのです。
ついでに、電話加入権と机の値段も調べてこようと。
それが、帰りには大荷物を抱えてました。
奨学金が入ったとはいえ、全て借金。
もう夏はお金使えません。
誰か止めて・・・。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
裁判後:記者会見
<薬害肝炎訴訟第8回期日感想(3)−午後:被告側反対尋問(衣笠証人)>の続き
いつものように、裁判後弁護士会館3階ホールで記者会見。
記者会見前に小林さんが見あたらなくて、弁護士さんが探す1シーンも(笑)。
学生に(この後の集会で使う)テープ(?)を渡していたらしい。
裁判と進行協議が押していたので、記者会見はちょっとバタバタした感じで始まりました。
まずは、浦田弁護士(九州弁護団代表)から、裁判について説明。
椿博士「医薬品の有効性は比較実験においてのみ証明される」
衣笠博士「フィブリノゲンの有効性は医薬調査会でも全く証明されていない。承認時から実証されていない」
という、主尋問で行われた証言は全く崩されなかった、と報告。
「(被告側は)論点をぼかすような質問はしたが、重要な箇所には全く触れていない」
とはっきり断言し、被告の尋問の失敗をはっきりと伝えてくださいました。
続いて八尋弁護士が、進行協議について報告。
まず「国がまた宿題をしてこなかった」と。
宿題とは、11月までに全ての(?)証人を明らかにする、責任論の立証をする、というもの。
ところが国側は次回9月の証人さえ、未だA証人・B証人としか明らかにしていない。
(法務省は訴訟計画書を仮名で出してきたそうです。)
これは既に決まっているにも拘わらず、ということでした。
裁判所に促されて、7月14日までに明らかにする努力をする、8月中旬までに立証計画を出す、と約束したそうですが、ホントに守れるんでしょうか・・・。
(→証人は明らかになったそうです。(by古賀克重弁護士のブログ))
そんな風に、とんでもない尋問をして同僚に押さえられる、証人名は明らかにしない、などの今回の裁判で行われた行為は「前代未聞だ」と八尋弁護士は述べられ。
この言葉がなければ、裁判っていうのはそんなものなのかと思うところだったけれど、やっぱりあの尋問をおかしいと思った感覚は間違ってなかったんだな、と。
あまりにも「普通じゃない」ことだらけで。
司法改革が100%良いものだとは思ってないけれど、やっぱり司法の内部に対して外の目は必要なのかもしれない。
そんなことを思い。
続いて、進行協議で発言をした小林さんの話があり。
原告の小林さんは、以下のように発言されたそうです。
「裁判長。裁判は本当に進んでいるのですか?」
「(被告側に対して)あなた方も忙しくて時間がないかもしれませんが、僕らも時間がないんです」
「(その時間というのは)命の時間です。それをわかってくれてますか。」
なぜ、ここまで言わせないといけないんだろ。
ここまで言わせて、まだわからないの?
私が軽々しく泣いていいことじゃないけど、それでもやっぱり泣きそうになる。
悲しいし、それ以上に悔しい。
小林さんは、この発言をするに至った心境を、
「国が失礼な態度を取っているのは誰の目から見ても明らかだ」
「国は我々原告の苦しんでいる姿をわかっていないのではないかと思った」
「我々がもっと頑張っていかないと、僕らの苦しみは国に届かないのではないか」
と語られ。
原告の方は既にフル稼働なんだと思う。
普通に生活するだけじゃなくて、治療も裁判も、と望むと望まぬとに拘わらずやっていかないといけなくて。
私たちが支援すると言っても、支える会と言ってもできることは少なくて。
負担を減らすべく、そのほんの何分の一、何十分の一かでも肩代わりできているだろうか。
支援の会はにはもちろん大きな意味はあるのだろうけど、やっぱり原告の方の闘病やその他には踏み込める訳じゃないし・・・。
・・・ちょっと自信なくなってきた。
国にはわかろうとする気はあるんだろうか。
あるなら早くちゃんとしろよー。
一日も早く、解決と治療体制の充実を。
それをすぐにはできないのなら、せめて裁判に真摯な態度で望むくらいのことはやって欲しい、です。
それでも、小林さんの「命の時間」の発言で、裁判官の態度ががらっと変わったそうです。
(それはそれで、以前の態度はどうだったんだ、という気がしなくもない・・・。)
時間が足りないとか、準備が間に合わないとか言う被告に対して、1ヶ月に2回期日を入れるつもりで話をし、証人名を1週間以内に明らかにするよう、はっきり伝えたとのこと。
法廷で見る裁判官は、3月までの裁判長と違って、ちょっと引いているように見えたけれど、やはり原告の言葉は大きかったようです。
(私は4月5月と傍聴できなかったので、更新後の裁判官を見るのは今回が初めてデシタ。)
続いて大阪の山西弁護士より大阪期日の報告。
6月21日に行われた飯野四郎医師の尋問について。
飯野医師は肝臓病治療の第一人者であり、肝臓病がいかに重い病気か、昭和42年には既に経験的にC型肝炎はもうわかっていた、遅くとも20年前にはどういった病気か実証されていた、等証言されたそうです。
他に東京で8月31日、9月1日に予定されているバーカー博士の証人尋問について話があり。
このバーカー医師は、アメリカのFDAがフィブリノゲン製剤の承認取消に関わった方だそうです。
5月に行われた福岡での証人尋問を皮切りに、大阪、東京でも次々と証人尋問が行われています。
が、福岡地裁で国側は、元々1〜2人と言っていた証人を急遽3人に増やし、しかも実名を明かさない、という行動に出ています。
弁護団の話によると、これはやはり訴訟が一番進んでいる福岡での判決を何が何でも遅らせようとする国側の卑怯な姿勢ではないか、と。
最後にそういったことを述べられて、記者会見は終了しました。
この日は割と記者さんも来ていたのに、質問の一つも出ず。
マスコミにも頑張って欲しいものです・・・。
ちなみに、この日の記事↓
C型肝炎訴訟 国、抗議受け証人名を回答へ−−福岡地裁で進行協議
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
裁判の感想は書きかけなんですが、こんなの勝手に作ってみた。
名刺1
名刺2
7日のカラオケボックスで、名刺の裏を統一したらどうかって案が出てたので。
Tシャツの図案をパクって、作ってみました。
パズルの字は抜いた方がすっきりしてる気がしたので、入ってるのと入ってないのの両方を。
”非”公式版なので、注意をば。
ちなみに、暇人では決してないのです。
早く傍聴記の続きを書けという、暖かい突っ込みはさりげなくスルーして。
明日(というかもう今日だけど)には、(3)の午後の衣笠先生の傍聴記を上げます。
今まだ半分くらい。
法廷をメモってたノートの字が汚すぎて解読が大変なのです。
お立ち寄りの皆様、感想の一言も遺していってください。
涙を流して喜びます(笑)。
メールや、↓の「コメント」からどうぞ。
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
午後:被告側反対尋問(衣笠証人)
ある意味ここが最大の見所ではあった・・・が、腹の立つところでもあり。
<薬害肝炎訴訟第8回期日感想(2)−午前:被告側反対尋問(椿証人)>の続き
昼休みを取って、福岡の友人と腹ごしらえをして、法廷へ戻ってきた。
午前の傍聴券を当てていれば、午後もそれで見れる。
帰る場合には、(支援者なら)弁護士さんか、裁判所のスタッフへ傍聴券を渡しておけば、空席分他の人が入れるようになるようです。
私は昼休みに野暮用で天神まで出ていたため、開廷の数分前に駆け込みで戻る羽目に。
その段階でも空席にいくつか気づく。
午後から講義のある学生などが、一度帰ったようでした。
入れ替わりに午前はいなかった学生もたくさん来てたけどね。
ウロウロしてたら何人もに、びっくりされてしまいました(笑)。
確かに鹿児島は遠いよ。うん。
そんな感じで午後の傍聴へ。
原告の小林さんの隣で見ました(^_^)v
午後は衣笠博士への被告側反対尋問。
衣笠博士はフィブリノゲン製剤再評価手続時の再評価調査会座長。
内科の医師(血液学者)で、白血病が専門だそうです。
前回の証人尋問(原告側主尋問)では、
「調査会において、フィブリノゲン製剤は、後天性低フィブリノゲン血症に対する効能・効果がないという結論で一致した」
「危険性をいうまでもなく、有効性がないという結論だった」
「有効性が認められない理由としては、理論的にも効かないし、ミドリ十字から提出された資料にも客観的・科学的なものがなかった」
等々、証言されたそうです。
午後も午前同様、裁判長の
「前回にされた宣誓の効力は今回も維持されますから、真実をありのままにお答えください。」
という言葉で始まる。
原告側代理人による、前回の証言の訂正のための尋問から。
すんなりと進んでいたように見えたが、
「産科DICにフィブリノゲンを投与することで、悪化する事例もある。」
という旨の証言を求めようとしたところで、被告人席が大きくざわつく。
「異議あり!」
と被告代理人が割り込み、異議は認められた。
訂正の範囲を超えるということで、その証言は再主尋問時に行うよう裁判長から指示される。
この段階で、被告国代理人の態度に嫌な感じになり。
(ノートにかなり力強い字で「感じ悪っ!!」と書き殴ってあった・・・/笑)
私のその感覚は間違ってなかったと、この後の法廷で思いっきり思い知らされるのだけど。
この国の代理人は(後で聞いたところによると)本職(?)は裁判官だとか。
大阪の裁判官から判検交流という制度で現在は福岡の訟務検事をやっているそう。
正直、こんな人が裁判官だなんて許せない。
とてもあるとは思えない裁判官の資質以前に、大人としての態度がなってない。
原告を目の敵にしているとしか見えなかったし・・・。
どんな立場であれ、自分が法廷に立ったときに、この人が裁判官として判決を書いたら、どんな結論にも納得出来ないと、そんな風に思わせる人です。
そんな風に裁判の中で、被告側代理人には憤りっぱなしでした。
傍聴席で聞いていてもこれだけ腹が立つのだから、証言台に立っていた衣笠先生や、原告はどんな気持ちになったことか。
私には想像するしかできないけれど、この被告代理人はそんな想像すらできないに違いない。
原告の小林さんの「この人が俺の尋問のときに出てきたら嫌だなぁ」って言葉を聞いても、何も思わなんだろうか。
この人にとっては、国民を代表してそこにいるという意識はなくて、単に敵味方なのかもしれない。
”国”ってそんなもんなの?
私たちが暮らしやすくなるように働くのが、国じゃないの?
そんな思いと同時進行で裁判は進んでゆき。
おそらく、この被告代理人は、まず衣笠先生の証言の信用性を崩す尋問をしようとしたっぽいのだけれど、最初からもうグダグダ。
最初は、産科以外のDICについて「じわじわ血が出る」という表現に始まって、極めて抽象的な表現を繰り返す。
もちろん、そんな曖昧な聞き方をされても衣笠先生が答えられるわけがないので、原告側代理人が指摘すると、
「では、こう聞きましょうか?」
と同じようなグダグダの抽象的質問(言い換えにさえなってない)を繰り返す。
それに対する証言に対しては、
「質問に端的に答えてください!」
と。
質問が端的でないのに、端的に答えるのは無理だろう。オイ。
口癖のように「では、こう聞きましょうか?」を繰り返しては、同じようなパターンに陥ってるので、原告側代理人が
「じわじわとは何ですか?出血の段階にも色々あるでしょう?その点はっきりさせてください。」
と問うたら、何といったと思います?
被告代理人は唾を飛ばしながら、「尋問妨害だ!!!」って・・・。
何を思ってそういう発言になるのか理解できないけど、これに対しては、あっさり裁判官が原告側に同意。
「(尋問妨害ではない。)その点はっきりさせてください。」
と裁判長が言ったときに、ざまぁみろ、と思った私を許してください(笑)。
でも、この人、全然懲りません。
この後、「内科DIC」「APLを除く内科DIC」の二つを区別せずにごちゃごちゃにして質問するので、原告弁護人から
「別の意味で使っているのか、同じ意味で使っているのか、同じなら統一した言い方をするとかしてくれ。」
と、出たらまた顔を真っ赤にして、
「尋問妨害だ!!!」
それは、言えば何でも叶う、マジックワードですか?
ため息が・・・。
他にも、慢性のDICについて問うた流れで、衣笠先生が、
「慢性は臨床的にはあまり問題にならない。」
と答えたら、
代理人「そこは見解の違いですね。」
って・・・。
ここは学会じゃなくて、裁判所よね?
後ろに座ってる他の被告代理人は、何か聞こえよがしに「間違ってる!間違ってる!」ってはしゃいでるし。
その後突っ込めなかったんだから、間違ってなかったんじゃん。
被告代理人「私の質問に答えてください。」
衣笠博士「答えています。」
とか。
衣笠先生がまだ答えているのに、口を挟んで、裁判長から、
「答えの邪魔をしないでください!」
と怒られる始末。
それも一度じゃない。
挙げ句の果てには、端で聞いていても、訳わからん自分勝手な質問を証人にまくしたてておいて、証人が一瞬でも間を置くと、
「理解できないということで良いですね。」
って、繰り返すし。
これに対しては、原告側の徳田弁護士が、この国側代理人の余りの態度に、
「裁判長。専門家証人に対し、自分勝手な質問を繰り返した上で、『理解できないということでいいですね』というのはあまりに失礼ではないですか。」
と、発言。裁判長も、
「理解できていないようには見えません。」
と、被告代理人に呆れたのか、自分で衣笠先生に質問し直すほど。
被告代理人が質問を裁判長にまとめてもらってどうするんだ・・・。
何というか、この人は法廷に立つだけの能力がないと思うのですが。
証人に対して最低限の敬意さえ払えない。
まともな質問をできない。
何を言ってるのかわからない。
証人が言ったこともちゃんと理解していない。
自分勝手な振る舞いばかりする。
こんな人が裁判官で良いんですか?
後で、八尋先生が「司法の恥部を見せてしまった」という気持ちもなんとなくわかるかも・・・。
結局、この人の余りの使えなさ(?)に、尋問者は完全にチェンジ。
だって、時間食ったばっかりでロクに尋問してねぇ。
何を思って国側はこの人を投入したのか。
攪乱作戦?
横の小林さんに「普通の裁判ってこんなのなの?」って聞かれたときには、私も同じ疑問を持ってました(笑)。
そうして登場の国側2号。
この人はこれまでの法廷にもずっと姿を現していて、1号に比べるとずっとまっとうな尋問を展開。
一人でキレないし。
ちゃんと端で聞いていてわかる言葉で聞くし。
なんというか、まっとう以前にそれが当たり前な気がするけど。
被告代理人は、再評価調査会の内容や、産科DICにフィブリノゲン製剤が効くとする、産婦人科医の意見について質問。
これに対して衣笠先生ははっきりと、
「終始ミドリ十字からはフィブリノゲン製剤の有効性を示す資料は提出されていないし、有効性そのものも最後までないと考えられていた」
と、スパッと切る。
「産科DICにフィブリノゲン製剤を使うことは多かったか?」
という、裏を返せば、事実使用量は多いわけで、(だからこそ原告になっている人やその他の患者さんがいる)現場でたくさん使っているんだから、効くんだろう、という質問にも、
「産科DICに有効だと認められて売られていた薬を使うのは当然だ。」
と返し。
「産科の医師から、フィブリノゲン製剤を残してくれといった声が出ているのは知っているか。」
という、産科医はフィブリノゲン製剤を有効だと言っているぞ、という被告代理人の質問に対しても
「残すためには、有効だというデータを出してくれと言っている。」
と、衣笠先生は答え、午前の椿先生の、
「『効くと思って使ったら効いた』という科学的でない主観判断では薬の有効性は認められない」
という証言とも、リンクしてました。
再評価調査会について、
被告代理人「全て内科医で、産科の医者はいないのか?」
(=それで本当に産科DICに有効かどうか判断できるのか)という問いに、
衣笠博士「いませんが、再評価調査会の人選は国(=被告側)が行っているので・・・」
と言われて、被告代理人が苦笑いするシーンも。
被告代理人2号も何とか盛り返そうとするのか、
「産科DICでフィブリノゲン製剤を投与しなかったことが過失と認められた判例もありますが・・・」
と切り出して、原告代理人の八尋弁護士に、
「主尋問とずいぶん離れている上に、証人は医学者であって、判例の専門家ではないので」
と異議を申し立てられたり。
裁判長に、「どうですか?」と問われ、質問を撤回する一面も。
証人が血液製剤に詳しいのかどうか聞くも、フィブリノゲン製剤以外にも血液製剤の承認に関わってきた旨答えられるなど、盛り返すところのないまま、またもや被告側はチェンジで(笑)。
次に呼ばれて飛び出してきたのは、三菱ウェルファーマ(旧ミドリ十字)代理人。
この人は関西人らしく、衣笠先生に呼びかけとして使った「証人」のイントネーションが違って、衣笠先生に「ショウニンとは何ですか?」と聞き返されるところから、反対尋問が始まる。
この人は冒頭、やたらと白血病とAPLと、それらで起こるDICに関するフィブリノゲン値について聞きまくる。
「白血病(の急性出血)はフィブリノゲン値の現象と関係ないのか?」
とか。
これに対して衣笠先生は、
「測っていないのでわからない。」
と、あっさりスルー。
「なぜ、測らないのか?フィブリノゲン製剤は使わないのか?」
と、さらに被告代理人3号が食い下がるも、
「血液学者は白血病の治療にフィブリノゲン製剤を使うことなど頭にも思い浮かばない。だから測るわけがない。そもそも他の治療法を取るのが普通。」
と衣笠先生。
あと、3号はやたら数値にこだわる。
しかも、変な数値(何以下とかの基準値?)を持ってきているらしく、衣笠先生に逆に「なぜその数値を聞くのか?」と質問される始末。
原告側からも「先程から主尋問と関係ない質問が続いている」と異議を申し立てられ、やっと方向性を変える。
この段階で、既に終了予定の15時を回っていたので、一度休憩が取られる。
伸びをしに法廷の外に出ると、福岡のローに通ってる友達がちょうど講義を終えて来てたりして。
その近さが羨ましい。
10分(?)ほどで、休憩も終わり反対尋問再開。
ちらっと見たら、被告代理人1号氏は後列に下げられてました(笑)。
引き続き三菱ウェルファーマ代理人が尋問。再評価調査会(?)にミドリ十字が出した論文について。
衣笠先生は、
「ミドリ十字の出した論文は(論文とは言えず)小説でしかないし、『フィブリノゲン製剤を使わざるを得なかった』という表現は確かにあったけれども、そこからはフィブリノゲン製剤に有効性があり、積極的に使うという子とまでは読み取れない。」
と証言。そう言っているにもかかわらず、
「『使わざるを得ない』というのは、有効性があるから使うんでしょう」
という被告代理人の理解力が私には理解できない。
自分に都合良く解釈しすぎだろ。
しかも次に被告は、「フィブリノゲン製剤に有効性がないという根拠は何だ」と聞き始め・・・。
や、承認やら再評価やらの段階では、有効性を立証すべきは製薬会社じゃないの?
逆ギレ?(笑)
午後の被告の主張は割と一貫して、
「内科DICにフィブリノゲン製剤は効かないかもしれないが、産科DICは別だ。」
と言っているように思えたけれど、これもせっかく引っ張り出してきたアマミヤ論文を衣笠先生にあっさり否定され。
衣笠博士「別だとする理由がわからない。」と。
最終的に、衣笠博士は主尋問と同じく、
「理論的にフィブリノゲン製剤の有効性は認められず、効かない。」
「効くというならば、比較臨床試験などの科学的データを出すべきだったのに、それもなかった」
旨を証言。
これに対しても、最後のあがきとばかりに三菱ウェルファーマ代理人は、
「なぜ理論的に効かないというのに、再評価手続きにおいて、臨床比較試験を求めたのか。」
と問うてきたけれど、これに対しても衣笠先生は、
「1.そもそも承認のための資料が不足していた。
2.理論的に効かないということになっていても、はっきりと効くというデータがあれば承認する。」
と証言。
これってちょっと考えれば、当たり前のことだと思うんだけどなぁ。
薬とか、体の仕組みとか、まだ謎なところがいっぱいあって、わかってる範囲では効かないはずだけど、何故か効くものがあっても不思議じゃないんだし。
ただ、それが本当に効くのかどうなのかは、理論に守られてない分、ちゃんと証明しないといけないわけで。
それができないからフィブリノゲン製剤はダメって言われたんじゃないのかなぁ。
被告側は何か変な風に証言を使いたいのかもしれないけれど。
と、そんな感じで被告側尋問は終了。
私たち傍聴人は退廷の上、原告と弁護団とで被告・裁判所と進行協議へ。
この時間、裁判所1階にたむろってたのだけれど、この日の進行協議はとっても長かったです。
そのあたりの話は、次の記者会見の感想に譲ります。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
被告側反対尋問:椿証人:午前
遅くなりましたが、訴訟自体の感想など。
<薬害肝炎訴訟第8回期日感想(1)−裁判所前集会>の続き。
この日も、原告側の非常に弁護士さんが多かったです。
いつものように入りないほど(笑)。
おかげで?原告の方の何人かは、傍聴席で見ていたようでした。
一度、弁護士さんは何人いるのか数えてみたいかも。
一方の被告側も今回もまた人数が増えており。
15,6人はいたんじゃないでしょうか?
どこまでが国なのか、製薬会社なのか、代理人なのか、それ以外なのか、イマイチよくわかりません。
とりあえず、弁護士バッジ付けてるのは製薬会社の代理人なんだなぁ、と。
恒例の2分間のTV撮影。
動画にもかかわらず、ほとんど動きのない、ニュースとかで見るアレです。
今回も最初は、マスコミ関係者がほとんど法廷におらず、空席を譲って欲しいくらいだったけど、途中からはちゃんと埋まってたので、ほっ。
今回の証人は、椿広計工学博士。
椿先生は、筑波大学大学院教授であり、医薬品再評価部会員でもある。
応用統計学の立場から、医薬品の薬効判定・臨床試験の評価に関わっているそうです。
前回の主尋問に対して、原告側証人である椿先生は、1964年当時のフィブリノゲン製剤の薬効判定の問題点を「非常に杜撰な証人審査であって、とても科学的な薬効審査とはいえない」と明言し、フィブリノゲン製剤の有効性は、客観的・科学的に何ら証明されていないことなどを証言されています。
この前回の証言を打ち崩すべく、この日は国側が尋問。
裁判長の
「前回された宣誓の効果は今回も維持されますから、真実をありのままにお答えください。」
という言葉で尋問が始められる。
まず、原告側から尋問。
これは前回の原告側尋問の(単なる)言い間違いの訂正や、わかりにくかった言葉の定義付けのために行われた模様。
その後、被告側から尋問。
福岡の訴訟検事(でいいのか?)らしい巻き髪の女性から尋問が行われる。
オオハタ代理人と言ったかな。
関係ないけど、結構美人。
最初の切り口は、
「証人(=椿博士)は、昭和31年生まれですけれども、昭和39年に承認されたフィブリノゲン製剤は、ご自身が証人に関わったわけではありませんよね?」
と。
当時を知らないのだから、証言に信頼性がない、ということを主張したいのかな?
それを言うと、この女性検事のが明らかに椿先生より若そうなので、「あなたこそ知ってるの?」って聞き返したくなる気が・・・(笑)。
そんなこと言ったら、学問や研究は何にも出来ないと思うけど・・・。
こういうことを聞くのが反対尋問、なのか、なぁ?
基本的に、被告側が攻める方向としては、
1)椿証人の証言に信頼性がない。
(年が若い?とか、血液製剤の専門家じゃないだろう、とか。)
2)フィブリノゲン承認当時は、対照実験などしないのが当たり前だった。
とかそんな感じ。
(素人考えなので全然違うかもしれませんが・・・。)
さすがに、1に関連する質問はほとんどなく、多くは2の方で。
現在行われている、プラセボコントロールや二重盲検法は当時ほとんど行われておらず、承認に至るミドリの治験内容も、それを承認したことも、何ら問題はなかったという方向に持って行こうとしてたよう。
(フィブリノゲン製剤の承認のために提出された資料は、対照実験どころか、投与した→効いた、という医師の科学的でない主観判断に基づいて行われたものしか載っていないから、それが当たり前だと言いたいのだと思われ。)
例えば、1970年に発表された(スナハラ?)論文を引いて、
「69年当時は、対照実験が10%程度しかおこなわれていなかったのは、ご存じでしたか?」
と聞きいたり。
被告側の尋問によれば、70年頃には、比較実験自体が普及していないだろう、と。
それに対し、椿先生は(この段階では)そういう数値は知らなかった、と答えたものの、後でこの質問を引いて、
「60年代に臨床比較試験が10%しか行われていなかった、としても、逆に言えば10%はこの手法(=比較試験)を確立していたにもかかわらず、この手法を取らなかったことが問題だ」
と、述べ。
被告側が言うような、使用経験さえ積み重ねればOKというような考え方は、当時の厚生省の見解でも考えられない、当時の中央薬事審の判断は理解できないとばっさり。
さらには被告側の「90年代まで、医師による主観判定」も行われていたじゃないか、という攻めに対しても、(ミドリの提出資料に現れているような)科学的でない主観判定と、ここでいう主観判定は全く異なる、と跳ね返し。
どうも被告のいう主観判定とは、要はミドリが当時取った手法で、「医師が効くと思って使った→効いた」というもの。
一方、ここで椿博士の言う主観判定とは、「二重盲検法などの科学的手法の元で、思いこみをなくした上で、ランダムに分けた患者に対して、効いたかどうかを医師が判断(中等度改善・著明改善など)するもの」であるから、「効くと思って使ったら効いた」という主観判定とは本質的に異なるもの。
被告側は恣意的にごっちゃにしようとしてたみたいだけど。
他には、
椿先生「プラセボ(=自然治癒)<薬効、でないと有効だと判断することは出来ない」
被告「自然治癒が難しいものもありますよね?」
椿先生「それは仮定の話で、evidenceとして出ているものとは別に扱うべきだ」
といわれてるにも関わらず、の被告の質問には呆れた。
被告「産科DICは自然治癒しますか?」
って、よくぞまぁ仮定の話をするな、って言われた瞬間に・・・。
何も聞いてないのか、その場で考えるってことが出来ずに、準備したことしか出来ないのか。
これに対する椿先生の
「私は専門家として答えるために来ているので、自分がどう思うかを答える場ではない。」
って、毅然とした態度には背筋が伸びました。
さらには、
被告「産科DICは(緊急性が高いのだから)プラセボ対象試験ではないのではないか?」
椿先生「確かに急性の疾患にはプラセボは向かないが、例えば輸血という基本治療をした上での、上乗せ試験によるプラセボも考えられる」
といった証言などでも、被告側の不備を指摘。
被告「(産科DICに対して)プラセボを行うことは実現可能なのですか?」
という問いにも、
椿先生「実現可能性のある試験制度を組むのが、我々の仕事だ。倫理、倫理と言うが患者一人の倫理ではなく、科学の倫理が必要だ。科学性のない試験で、変なevidencedを出す方が誤っている。」
ときっぱり。
椿先生のそんな姿からは、常に専門家としての自負と責任感が見えるようでした。
被告の
「産科DIVのように緊急性の高いものに対しても、数値を取るのを優先するのか?」
という嫌らしい質問に対しても、椿先生は
「新薬の承認であれば、そういった数値を取るのは必要である」
と言い、
「緊急性が高くてプラセボができないならば、承認の場であれば、代替的な方法をとってプラセボをやるべきだ」
とも。
なんというか、そもそも産科DICに効く薬として出そうとしているのに、産科DICに効くかどうかのチェックをせずに出そうとする方がよっぽど変なんじゃないかと・・・。
なんか被告人の質問は全体的におかしいなぁ、と。
かなり無理があるような・・・。
挙げ句の果てに被告は、椿先生に対し、
「血液製剤分野の承認・再評価をやったことがないでしょう?」
「医学者ではないでしょう?」
と。ため息が出ましたよ。
これに対しても、椿先生は、
「私は(血液製剤を含む医薬品全体の)承認・再評価のガイドライン作りをやっています。」
とあっさり。
なんというか、ほんと全体的に崩しようがないので、変な質問を繰り返してるといった印象が強く。
言っちゃ悪いけど、尋問者は礼儀正しいけど、かなり頭悪く見えるよね、と。
午前の部は、最後に原告側が再々尋問をちょっとして、そんな感じに予定時刻より早く終了。
反対尋問をしたのは1人だけで、被告側からは他に出ず。
後ろに座ってる厚労相の役人だか、製薬会社の代理人だかが終始ニヤニヤしててちょっと不愉快に。
裁判官も、なぜか裁判長と左陪席(でいいのか?向かって右の方)がずっと頭を寄せ合って、書証を見てるのも気になり。
書証は1人1部あるわけではないのかな?
それともページがわかんないからいちいち隣に聞いてるの?
女子高生だった頃に私もやってたみたく、自分では何も決められない人みたいでみっともない感じ。
や、そういう仕組みなのかもしれないけれど、ね。
それに加えて、裁判長の「はいはい」とか、そんな言い回しが気になった。
「はいは一回!」って、小さいときにお母さんから言われませんでした?(笑)
と、<薬害肝炎訴訟第8回期日感想(3)−午後:被告側反対尋問(衣笠証人)>に続きます。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)