そろそろ逃避も終了
発熱記事を最後に放置してました。
相変わらずですみません。
とりあえず、だいぶ忘れたのですが(笑)、新司法試験受験の感想など。
まず。
今週7日に、短答の合格発表がありますが、通ってないと思います。
思いますってか通ってません。
試験前は、一応言霊というものがあるしということで、ダメだろうな発言は控えてたのですが、正直なところ今年は圧倒的に勉強不足なのがわかりきってたので、ダメ元受験だったことを白状しておきます。
どのくらい勉強不足かを自白するのは恥以外の何者でもないのですが、基本書は1周回すのがやっと(しかも1周目さえ卒業後とか)、判例集は百選でさえ穴だらけ、それ以前に手を付けてないようなのもあるとかそんなレベルです。
肢別本は買いもしなかったし、予備校の短答オープンも2年受けてて結局やらずに残ったのまであります。
てか、我ながら何でこれでローで単位が取れてるのか良くわかりません(苦笑)。
そんな状態だったので、受け控えも考えました。
が、受け控えして、この先の受験期間が(1回受験後)残り2年から1年なり2年なり延びたとして意味があるのか、と。
ここから2年やって受からないなら、3年やっても受からないだろう、と。
しかも、受け控えすることを肯定的に捉えられる自信がなかったので、受け控えしたとして来年それが激しいプレッシャーになるのではないか、と。
そんな風に考えたので、受け控えはしませんでした。
幸い、最悪三度受験することになっても、両親がその間生活の面倒は見てくれると言ってくれたので、若干のアルバイト以外は、専願で勉強できそうなので、2年も3年も同じ、と考えられるというのもありますが。
今年受け控えして、来年100%合格できる確証があるなら、受け控えする意味があるかもしれないけど、そうじゃないなら意味がないし、2年の勉強で受からないなら、3年やっても5年やってもどうせ受からんということで、受験だけはした、という感じです。
私は、不合格を予想しつつ受けたので、(受け控えを肯定すると今年不合格をわかってて受験した私はバカってことになるので)受け控えは肯定しない、という心情でしょうか。
ただ、その人その人の事情があると思うし、私の知ってる人でも受験していない人は少なくないので、それがダメだと言う気はないです。
自己否定したくないから、肯定もしないけど、かな。
と、そんな感じの受験だったのですが、それでも受けてきて良かったと思ってます。
ダメダメながらも、とにかく時間内に解き終わる/書き終わるという目標だけは達成できたこと。
これから1年必死でやれば受からん試験ではない、と思って帰って来れたこと。
手がどのくらい痛くなるかとか、本試験の雰囲気を覚えて帰ってこれたこと。
私にとっては、受験期間を延ばすことよりそういうことを得たことが収穫だったと思ってます。
一つ目に関しては、定期試験さえ、途中で一度引っかかったらタイムアウトになって最後まで書ききれないことがあったりする悪い癖があるので、それを出さずにペース配分するというのを、短答論文通じてあの緊張の中でやれたというのが大きく。
二つ目は、あれだけ勉強不足の自覚有りなのにも関わらず、一応しがみつけた問題の方が多かったというのと、逆に公法系は一からやるつもりでやらないと足を引っ張りすぎててどうにもならないというのが良くわかったというのが大きかったです。
あ、もちろん多分に強がりも入ってますが、それはそれで良いのです。
1年じゃ受からない・・・と思って受験勉強なんか出来ません。w
三つ目はもうそのまま。
私は3日間書いても一応最後まで手は保ったけど、来年は湿布を持っていこうとか、何種類か持っていったペンの中でも本試験で良かったやつ悪かったやつの判別ができたとか、宿泊するより途中からタクシー覚悟で家から通った方がかえって楽だろうとか、そういう経験値を得られたことは来年受験を考えるとそれなりに大きいのではないかな、と。
とまぁ、そんな感じで、思いっきり空振り、ワンストライクから勉強始めます、って感じの今日この頃です。
一からやるつもりで勉強するつもりなのですが、正直ローの勉強で役に立ったのと役に立ってないのとの落差がスゴイです。
他のローの人たちのブログとかを見てると、割と「ローの勉強で間違ってない」という感想が多くて羨ましかったのですが、正直私はキツイと思ってます。
2期生以下、割と不可も出してるみたいだったし先生方が方針を変えられてると思うので、後輩達の勉強が新司法試験にどう役立つかはわかりませんが、私の3年間はあんまり役に立ってません。
もちろん、それを見越した上で自習できてない自分が一番ダメなのも十分わかってるけど(苦笑)。
あ、もちろん役に立った!と強く感じてるのもあります。
刑事系の科目(特に演習)は新司法試験直結の良い授業だっと思ってます。
3年後期の演習は、新司法試験本番を定期試験や演習と比べて違和感なかったです。
九大と合同でやった演習も同様に実になってると思ってます。
民法と刑事系(刑法/刑訴)の自主ゼミもとても役に立ちました。
民法は3年次に刑事系と同じような演習はなくて、弁護士の先生が民法/民訴/会社で問題演習の形で答案書かせる授業だったけど、これも本番に近くてすごく勉強になりました。
特に、会社法は正規の講義が開講されてない中、この授業がなければもっと酷いことになってたかと。
あと、良かったなーと思える講義は、派遣検察官(昨年度で退官→今年からSWローの教員に)の先生講義。
授業は模擬裁判も含めて全部濃かったし、最後の最後まで学生を気にかけて、さまざまな問題と解答例まで配布してくれて、考えるツールを学生に提供してくれる先生で。
他に意外と役だったのが、戸籍法は、細かい内容だけど、少人数の講義を受けてたことで、家族法を自力でやる分にかなり助けになったかな、と。
こうやって書いていくと結構役に立ったのかなーとも思えるけど、ただ、例えば、上にも書いてるけど、会社法は講義がなかったとか、民法民訴分野で「答案を書く」という意味の演習は、3年後期の弁護士先生のやった分だけで、配分を考えると答案作成と解説合わせて事実上各科目5コマしかなく、それ以外はディベート的なものはともかく(これは双方の立場で考えないといけないので、自分で立場を選べない新司法試験型では役に立ってると思う)、演習という名前が付いてるのに講義に終始した民訴とかはやっぱりちょっときつく。
講義自体はわかりやすくて良い講義だったと思ってるけど、やっぱり上訴とか再審とか人訴とかを延々とやることを考えたら、もっと演習としてはやるべきことがあったのでは、と。
あと、お金がかかってる!ってことあるごとにアピールされるリーガルライティング(答練)も、先生によっては練った問題持ってくるけど、そうじゃない先生は旧試験の問題をいきなり1年生の前期からやらせたり、2年3年でも同じとかそういうのもあるし、バランスが悪いんじゃないか、とか。
(私は結局、普段の勉強と全然結びつかないのがダメで、出席しなくなったし。まぁ、今思えばもったいないコトしたかなとも思うけど。)
って、そういうのはまだ良い方ですが。
個人的には、講義もテストも新司法試験の問題やその他資料を先生は本当に見てるのか、と言いたくなるような科目もあったりするのですが、まぁそういうのはどこのローにもきっと1科目はあるのだろうと信じることにします。orz
最大の問題は多分単位認定の甘さだったのだと思います。
や、それ以上の問題はそれに甘えて勉強しなかった自分だというのは重々わかっていて、ですが。
中身については言及するといろいろまずいと思うから言わないし、その甘さがあったからこそ私は受験資格だけでも得られたんだし、そんな中でもきちっと勉強してる人はちゃんといるけど、でもやっぱり一般的なローと比べると、1期生の単位取得率は尋常じゃないのだと思います。
私が知っている範囲で必修科目の単位を落としたのは一人だけ、です。
必修科目落としても、規定単位数さえ揃えれば進級できるので、当然のように留年もなく。
卒業試験も泣く泣く全員通してるし。
今の2年生、3期生あたりではかなり激しく落としてるという話だから、やり方は変わってるのだと思うけど、そういう温いところにいて恩恵を受けてるけど、その恩恵は結局全く持って自分のためになってないわけで。
正直、もったいない3年間を過ごしたなぁと思ってます。
まーそれもロー云々じゃなくて、自分の問題なので、それを噛みしめて1年間やるしかありません。
ローについて書いたのでついでに言及しておけば、選択科目や選択必修科目がネックになってくるので、そこんとこは変な選び方をすると自分の首締めます。
選択必修は選べるけど必修なので、ヤバイです。
落としてピンチだった私が言うので間違いありません。www
選択科目も空科目チックなのがあるのがネックですが、個人的には戸籍法とか法医学とか九大と連携の刑事法問題演習とかそういうのはけっこうオススメです。
私の趣味ですが、負担に見合う内容だと思います。
心の底から正直なことを言えば、模擬裁判は全くもって割に合いません。
やらされてる感満載だし。
客寄せパンダだし。
私たちはパンダ程珍しくないから一般客来ないし。
で、元々どこにも書いてない気がするのに、出ないと単位くれないらしいです。w
(一応民事裁判実習と刑事裁判実習にくっついてくるらしい・・・。選択科目のはずだけど取らないとかあり得ないらしいです。)
普通のローだと、裁判実習の内容に沿って模擬裁判の組立てが行われるはずなのに、授業の内容と、模擬裁判の内容が完全に別立てになっているので、二倍やることがあってキツイです。
去年は派遣検察官の先生にも相当時間外に時間取らせてしまって負担をかけたし、あれはどうにかしないと、ホントに受験にも障りがあると思います。
一般向けの模擬裁判と、講義(勉強)としての模擬裁判は違うはずなので、そもそもそれをいっしょくたにやろうとするのが無理がある気もします。
ちなみに、ローについては上記に書いた内容も、4年目に入って先生方の異動があってるのでまた変わってるかと思います。
どの先生が異動した/辞めたという話だけ聞いても、正直やばいんじゃ・・・と。
代わりの先生が良い先生だといいのですが。
って、ローの心配より自分の心配ですな。
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コメント
受け控えをしなかったのはとても良い選択だと思います。
単位認定が甘いのは、その分課外で自習しろ、ってことでは。
投稿 パパン | 2007.06.06 17:03
お疲れ様でした。受け控えは問題を先送りし,年齢だけを無駄にとるものですから,今年受けてよかったのではないのでしょうか。
試験は,終わった瞬間に次の試験がはじまっているわけで,もう,次の試験(がないことを願いますが)まで,350日とちょっとしかないはずです。なかなかそういう気持ちになれないでしょうが,勉強は習慣ですから,そろそろ再始動かもしれませんね。他人と人生をかけて闘うのですから,自ずと死に物狂いにならざるを得ないと思います。
いろいろな環境的な困難もあるでしょうが,自分の人生ですから自分で変えるしかないのでしょうね。
人事を尽くして天命を待つではないですが,何事も必死に取り組んでいれば,道は開けると思います。その必死さに,意外なところから手がさしのべられることも多々あるものですし。
投稿 <う> | 2007.06.07 01:34
はじめまして。初めてコメントしています。姉御さんのブログをしていてまるで自分の気持ちを代弁してくれているような気持ちになりました。
私も今年初受験で、前日に強烈な不安とともに受け控えを考えました。しかし、一度しかない試験ではなく三回ある試験の中で受け控えをする自分を肯定すると来年もきっと同じなのではないかと考え受験することになりました。
でも、受けてみてわたしの個人的な意見としてはよかったと考えています。本番の雰囲気とか、あとあと公表された問題をみてたてる対策とは異なる対策をたてるヒントが多いにつかめたと思うからです。
あの有名な葉玉先生もブログで同じようなことをおっしゃっています。
とても同じような心境で受験されている受験生のブログに共感しコメントしました。
投稿 ももんが | 2007.06.07 09:02
受け控えが正解かは来年の試験結果で決まるものでしょう。(受け控えた方も見てるでしょうし。遠慮。)
今回の経験を来年に生かして和光で会いましょう!
投稿 デュフォー | 2007.06.07 23:49
>パパンサマ
> 単位認定が甘いのは、その分課外で自習しろ、ってことでは。
受験生としては、当然そうすべき!だったのですが(そこは私がダメダメ)、そういう意図がロー側にあったかというと、個人的にはなかったと思います。
なんていうか、やっぱり変な学校だったなぁ、と。
もしかしたらどこもそう変わらないのかもしれませんが、やっぱり他のロー生のブログを読んで受ける他校の印象と全然違う・・・と思うのです。
><う>サマ
必死さ、足りなかったんでしょうねー。
というか、これまでの人生で必死になったことってあるっけ・・・って世界なのでこれから一年弱必死にやらないとと思います。
今度の受験は、いろいろローとかの煩わしいことから離れて自分でしっかり勉強できるチャンスなので、この1年を無駄にしないよう、来年は必ず合格しようと思います。
>ももんがサマ
コメントありがとうございます。
私もやっぱり「今年やると来年も同じこと」は強く思いました。
葉玉先生のブログも読んでました。
痛烈なコメントでしたが、今年試験があることは3年前からわかってたことで、準備してない自分が悪いというのは100%その通りだと思ったので、来年は同じ後悔をしないで良いように、これから1年弱がんばります。
ももんがさんも(もしダメでも)一緒にがんばりましょうね。
>デュフォーサマ
そうですね。
来年に向けて頑張ります。
投稿 あね3 | 2007.06.08 01:36