明日は福岡高裁期日

明日、2月4日は福岡高裁で薬害肝炎九州訴訟控訴審の和解期日が行われます。
日程は以下。

13時:福岡高裁前、裁判所前集会
14時:入廷行動
14時20分:裁判所による抽選整理券の交付
14時30分:裁判所による抽選
15時から16時:弁論(福岡高裁501号法廷)・原告・弁護士による意見陳述・和解期日
17時:記者会見(しんくみ福岡ビル8階

明日は立春ですね。
この訴訟が春を迎えるように、ホント心から願います。
(って、企業との訴訟は続くのだけども・・・。)


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フィブリノゲン製剤等に関する相談窓口について
「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法」に基づく給付金の支給等について

薬害肝炎訴訟全国弁護団 ホームページ

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薬害肝炎訴訟一律救済へ

ダラダラとした週末、いいとも増刊号を見てたらニュース速報が。

「福田総理 薬害肝炎訴訟一律救済法案提出を表明」

って!!!
まずは解決へ一歩。
原告さんや弁護団、支援者の努力が実ってうれしいです。
まだ中身はわからないので、これからも注目してゆかねば。


ちなみに、速報見てうれしくて、原告の某○林兄さんにメールしたら、私のメールで知ったって言われました(笑)。

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薬害肝炎訴訟アクションリスト

薬害肝炎リレーブログより転載。


薬害肝炎アクションリスト

1)声をあげよう
 □福田総理に声を届ける
   被害者全員一律救済を実現するには、福田総理の政治決断が不可欠です。
   首相官邸「ご意見募集」
   http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html

 □新聞に投稿する・TV局に番組の感想を電話する
   読者や視聴者の反応は次の報道につながります。原告の力にもなります。

2)まわりに話そう
 □家族・友人に話す
   薬害は、あなたの家族・友人にも起こりうる問題です。まわりの人に話してください。

 □署名を集める
   早期全面解決のために署名を集めています。署名用紙をご希望の方はご連絡を!

3)仲間になろう
 □メールマガジンに登録する
   薬害肝炎訴訟の情報を、メールマガジン配信中。
   yakugai.kanen@gmail.comまで!

 □mixiに参加する
   mixiのコミュニティには、300人以上が参加しています。あなたも参加しませんか?

薬害肝炎訴訟を支援する会・東京 TEL 03-5363-0138
薬害肝炎弁護団
薬害肝炎リレーブログ

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何が「司法の立場をどのようにお考えなのかと思わざるを得ない」だ。

原告側の対応批判=「司法判断どうお考えか」-町村官房長官

久しぶりにすっげー腹立った。
いっつも怒ってるだろという突っ込みはいりません。

何が「司法の立場をどのようにお考えなのかと思わざるを得ない」だ。

正直、こんだけこじれる和解協議になるなら、最初から和解とか言い出さない方が良かったんじゃないかと思わざるを得ない今日この頃。
個人的には、裁判所は一律救済が望ましいと思うと言うならそういう和解案を書くべきだと思ってるし、被害者である原告が飲めない和解案を書いて、国は譲ってる、それを原告が拒否した、みたいな状態に持っていってるあたるが最悪だと思ってる。
もちろん、この和解協議のおかげで、世論の注目を集めることが出来たという側面はあると思うから、全くダメではないと思ってるけども。
近頃は、朝のNHKなんかでもトップで扱われることが多いし、ニュースで見ない日はないし。

でも、和解を蹴っただけで、こんなことまで言われなければならないのか、と。

裁判所の和解案はあくまでも案で、別に飲むことを強制されるもんじゃない。
だいたい、国が薬害被害者に裁判所が出した案よりも踏み込んで救済をしたって、何もおかしくない。
そういう風に国政を動かすのが立法府の仕事だと思うし、国民のためにある政府の役割だと思ってる。

納得はしないけど、国としてはそこまでは譲れない、という主張なら仕方がないのかもしれない。
だからこそ、そこに判断を付けるために裁判所があるんだし。
けど、自分たちは何も悪くないのに、病気の身体を押して戦ってきた原告が、さも司法をねじ曲げてるかのような言いがかりを何で官房長官が付ける必要がある?
和解は別にしなくてもいいのに、しない原告がさも悪いみたいなミスリードを意図してるのか、司法をわかってない(のか都合良くしか解釈できない)バカなのか。
だいたい、裁判所も一律救済が望ましいと思うと言ってるんだし。
どんな裁判でも、最高裁まで争うよ、10年でも20年でもこっちは困らないぜとばかりに控訴上告しまくる国の立場でそれを言うのか、と。
それこそ、そちらこそ、司法判断をどのようにお考えで?と聞きたい。


都合の良いときだけ、都合の良いように「司法」を持ち出すな。

続きを読む "何が「司法の立場をどのようにお考えなのかと思わざるを得ない」だ。"

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無知は罪、と思ってしまう一瞬

テレビをあんまり見ないので、ネットや携帯からニュースをチェックすることが多いです。
最近は、薬害肝炎訴訟のニュースも多くなってきて、この問題が広く取り上げられることをうれしく思うし、それが解決に向けての力になることを強く願います。

が。
広く知られるということは、同時に無知や誤解や偏見や妬みや嫉みから出たとしか思えない、誹謗中傷も沸いてくるわけで。
特にmixiでの関連日記なんかは、見なければいいのに見てしまって、一人でキーッ!となることしばし。

最前線で戦ってる誰がお金が欲しいって?
国は原告は救済してやっても良いけど、他の人は知らんと言ってるんだよ?
自分だけのことを考えれば、国の言い分に乗った方が楽なのに、肝炎患者、薬害被害者皆のために、自分たちの救済を後回しにしてでも、賠償金が減ろうとも、皆が助かるように、って訴えてるのに。
勝訴判決もらってるにも関わらず、皆救済されないなら、自分たちもいらないと言ってるも同然だし。
肝炎患者全員をここで救済させるのは無理だとわかってるから、せめて薬害が元で肝炎になったとはっきりしている人だけでもと、これからの道筋を作っていくために少しでもとがんばっていることの、何が悪い。

私だって原告さんの苦しみの何分の一もわかると思ってません。
でも、その気持ちや苦しみをわかりたいと思うし、少しだけでも後押しが出来れば、と思う。
別に、彼ら/彼女らの応援をして、何か得する訳じゃない。
でも、損するわけでもない。
だったら、私だって、私の母親だって一つ違っていたら、同じようにフィブリノゲンやクリスマシンで肝炎になってたかもしれない。
他人事じゃない、そう思うから、今病気と闘っている患者さんたち、裁判で戦っている原告さん達を応援したいと思ってる。

ただ、それだけの気持ちなのに、何で通じないのかなぁ、と。
もちろん、応援するべきだ、とは思ってない。
けど、ホントに無知や偏見から来てるとしか思えない誹謗中傷には腹が立って仕方がないのです。
お金が欲しいのかとか、税金が払われるのが嫌とか、他人事としか思えないコメントには、腹立ちを通り過ぎて泣きたい気持ちになるし。
お金がもらえるなら、病気になりたいの?と。
お金がもらえるからって、誰が癌になるかもしれない病気に進んでなりたいと思う?
誰が効きもしない薬で病気にさせられたいと思う?

原告さんは、病気にさせられたことで、いろんなものをあきらめて、いろんなものと戦って、やっとあそこに立っているんであって。
強そうに見えるかもしれないけど、みんな私達と同じ普通の人たちで。
誰も、進んで病気になったわけではないのです。
誰も、お金よりも、健康な身体と病気にならなかった人生を望んでいるのに。

応援しろとは言わないけれど、知りもしないでいい加減なことを言われるのを聞くと、悔しくって仕方がない。
まずは、知ってください。
彼ら/彼女らの言葉に耳を傾けてください。

原告、福田衣里子ちゃんのブログ、Piquer ~Ennrico’s  roomより。

今、国側は提示している和解案は、今提訴し闘っている原告は、皆救済するが、今後提訴する被害者は、東京判決基準で切り捨てるという、理屈にあわないものです。

私たちは、自分達の救済だけを求めて戦ってきたわけではありません。

国側は、ゴールとなる和解を望んでいます。

私たちは、全ての被害者救済のスタートとなる和解を求めています。

このままでは、これから提訴する被害者を切り捨てる和解案が提出されてしまう。

今こそ、政治的決断が必要と考えました。

原告だけでなく、全ての被害者を救済する、そして、原告になれない全ての肝炎患者の救済につなげる。

という私達の理念に合わない和解でのめません。

この和解案をのめば、肝炎患者全体の救済や、真相究明、薬害根絶は、到底難しくなると考えています。

多くの尊い国民の命が、今、福田総理の決断にかかっています。

今日まで、自分なりに頑張って来たつもりでした。

しかし、その努力は足りなかったんだとおもいます。

今日からまた、皆で力をあわせて頑張ります!

揺るぎない信念をもって、全面解決まで頑張ります。

力で黒いものを白くすることは許せません。

Piquer ~Ennrico’s  room

薬害肝炎訴訟、今後の予定。

<九州訴訟>
20年2月4日(月)10時~
 →福岡高裁第5回弁論
   2月20日(水)10時~17時
 →福岡地裁第2陣

<東京訴訟>
20年1月30日(水)10時
 →東京地裁第2陣弁論
   2月27日(水)14時
 →東京地裁第2陣弁論
   3月28日(金)10時
 →東京地裁第2陣弁論

<大阪訴訟>
19年12月13日(木)15時30分
 →大阪高裁和解期日
20年1月25日(金)10時
 →大阪地裁原告本人尋問
   2月7日(木)13時半
 →大阪高裁
   3月6日(木)13時半
 →大阪高裁
   3月21日(金)10時
 →大阪地裁原告本人尋問

<名古屋訴訟>
<仙台訴訟>

明日の予定だった福岡地裁第2陣の原告本人尋問期日は延期、福岡高裁の進行協議は取消とのこと。
13日(木)の大阪高裁の和解期日を待つのでしょうか。


肝炎訴訟「裏切られた」と落胆
(mixiニュースより。これの関連日記見ての記事でした。)

薬害肝炎訴訟全国弁護団
Piquer ~Ennrico’s  room

続きを読む "無知は罪、と思ってしまう一瞬"

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仙台判決

携帯に配信されるニュースでしかみてないけど、国の責任認めてないぢゃん・・・。

ここにきて、最後で、この判決。
仙台は学生の動きも、支援者も弁護士も、ここ九州からではよくわからなくて、はっきり言えば盛り上がってないとも聞いてて、不安だったんだけど、酷い判決が出てしまいました。

詳しい情報がわからないから何とも言えないけど、やっと政治的解決に向けて動きが出てきたところでのこの判決は残念でなりません。
水を差すような動きにならなければいいのだけれど・・・。

うー悔しいなぁ。
悔しすぎるよ。

でも、原告さんや弁護士さん達は私の何倍も悔しいと思うので、次はこんな判決出されないように/次の判決を待たなくても解決への道が繋がるように、応援するのみです。
大したこと出来ないのが恥ずかしいけれど。

この後、東京では再度の座込みや、支援者集会が予定されています。
時間の取れる方、お近くの方はぜひ参加してください。

9月10日~12日 座り込み@厚生労働省前
9月17日(祝)13時半~16時半 肝炎集会

「古賀克重法律事務所」ブログ版:仙台不当判決
「古賀克重法律事務所」ブログ版:仙台判決を受けた原告団声明

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明日は仙台地裁判決期日です。

早くこないだの福岡高裁期日のレポートを書かないと〜と思ってる間に、明日7日は薬害肝炎仙台訴訟の判決期日です。
これで全ての裁判所で第一審判決が出そろいます。

大阪から始まって、一歩一歩前進してきましたが、最後の仙台は様子がよくわからないので、他の裁判所以上に気になります。
仙台へは全国から学生や原告さんたちが集まるそうですし、この後は東京では再び原告さんの座り込みや、全国支援者集会なども予定されているそうなので、九月は薬害肝炎訴訟の一つの山場になりそうです。
(国会でも肝炎対策について動きがあるらしいし。)

私は仙台や東京へ実際に足を運ぶことはできないですが、動きに注目したいと思います。
(詳しいスケジュールは後でパソコンから追記します。)

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プレゼンテーション?

帰宅
天神を出て、1時間で既にベッドの中です(笑)。
ホントはもっと残りたかったけど、明日もバイトなので、我慢して帰宅。

期日の感想はまた後でまとめるとして、印象に残ったのは、被告代理人が弁論を「プレゼンテーション」「プレゼンテーション」繰り返すこと。
噂には聞いてたけど、すごい違和感。

法廷はプレゼンする場じゃないと思うんだけどね。
そう思っちゃう私が遅れてるのか・・・。

現在弁護士のみなさま、修習生のみなさま、(パワーポイント等を使う)弁論のことを法廷でプレゼンテーション、と言いますか?


写真は一次会の店。
期日の写真をほとんど撮ってないので、こんな写真。
昔、友達がバイトしてたので、博多の店には行ったなぁと、何でもかんでも思い出と結びつけてしまう私は、そろそろいい歳なのかもしれません(笑)。

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本日薬害肝炎九州訴訟控訴審

昨日更新しようと思いつつ、寝ちゃったので今さら更新。

今日は薬害肝炎九州訴訟の控訴審期日です。
福田衣里子ちゃん他原告さんと、弁護士の先生方の弁論があるそうです。
(もちろん被告側も。)

13時    裁判所前集会
13時30分 抽選整理券の交付
13時40分 抽選
14時    弁論(福岡高裁501号法廷)
実名公表原告福田さん、4番さん、5番さん、八尋弁護団代表が意見陳述
終了後   記者会見、報告集会、懇親会

お時間のある方は、ぜひ傍聴へどうぞ。
私も今回は久々に行けそうです。

詳細は以下でどうぞ。
「古賀克重法律事務所」ブログ版: 福岡高裁期日(9月3日)
Piquer ~Ennrico’s  room:明日は福岡高裁期日

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薬害肝炎名古屋訴訟判決

既にニュース等で報道されていますが、今日は薬害肝炎名古屋訴訟の判決でした。

判決は、全面勝訴!

全国で初めての線引き無しの判決になりました。
大阪、福岡、東京ときて、名古屋でやっと原告の主張が全面的に認められました。
これまでの全ての判決に対して国は控訴しているし、これまでの対応から考えると、きっとまた控訴するんだろう、とネガティブな気持ちににはなりますが、それでも一歩進んだことには間違いないと思います。
福岡の判決の後、クリスマシンが負けたのは実名公表原告の自分の頑張りが足りなかったからだと言って泣いた衣里子ちゃんの涙を覚えているので、今度は彼女が笑顔だといいなと思います。
(今日はテレビは車の中で一瞬見ただけなので、記者会見の内容も知らないのです・・・。orz)

判決要旨やその他詳細については、「古賀克重法律事務所」ブログ版: 薬害肝炎名古屋訴訟(速報)をどうぞ。

ついでに、今後の予定はこんな感じ。
9月3日(月):14時~:福岡高裁第3回弁論
9月7日(金):10時:仙台地裁判決(薬害肝炎訴訟の最後地裁判決)
9月14日(金):13時半~:大阪高裁第6回弁論
10月17日(水):10時~:福岡地裁第二陣
11月7日(水):13時半~:大阪高裁第7回弁論
11月12日(月):14時~;福岡高裁第4回弁論
12月12日(水):10時~:福岡地裁第二陣

福岡の分もこのうち何回傍聴に行けるかわかりませんが、出来るだけ行こうと思います。
とりあえず、試験に落ちた身の上としては、こっそり行くことにします(苦笑)。

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司法修習生&今年の新司法試験受験生の皆様

今週末に行われるのですが、薬害肝炎訴訟繋がりの友達が実行委員をやっているのでご紹介。
つか、私も落ちた癖に行きたかったのに、14日に動かせない予定が・・・。orz

ようこそ7月集会へ
~社会の中で,弁護士ができるコト。~
http://nanashu.client.jp/

司法修習生&今年の新司法試験受験生向けに、来週7月14日(土)15日(日)に,新60期司法修習生の有志による、「7月集会」が行われるそうです。
従来の司法修習生主催の「1月集会」の伝統を引き継いで、実施されるそうです。
今回は現行60期、新60期、現行61期の他、今年の受験生を対象としているそうです。
おっそろしいことに、交通費補助まであるそうなので、地方にお住まいの方もぜひ参加してみては?
てか、ホントに私が行きたかったですよ・・・(泣)。

スケジュールは以下。

7月14日
14:00 開会式
14:30~16:30 全体会 頻発する痴漢冤罪事件の弁護活動
18:00~ 懇親会
7月15日
10:00~12:00 分科会1(非正規労働/ノーモア水俣)
13:00~15:00 分科会2(薬害肝炎/メディアと市民と政治圧力)
15:15~15:30 閉会式

会場:東京八重洲ホール

詳細及び参加申込はこちら
時間のある方もない方も、興味のある方もない方も、足を運んでみてください。

以下、詳細情報を転載。

続きを読む "司法修習生&今年の新司法試験受験生の皆様"

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「かえせ!生命(いのち)を」

先週23日に薬害肝炎東京訴訟の判決がありました。
全国弁護団:東京判決速報はこちら
判決骨子・全文等は古賀弁護士のサイトのこちら

が、国と製薬企業側には解決に向けての動きはあるように見えず・・・。
原告、弁護団は、連日朝から夜まで国会ローラー、議会傍聴、政党ヒアリングを行なっているそうです。
そして、今日からは厚生労働省に対する抗議運動として、座り込みを開始するそうです。

本日28日:11時~
@日比谷公園

昼夜問わず座り込みを続けるそうなので、座り込み(特に28日)に可能な時間帯・可能な時間で構わないので、ぜひ参加してください。
できることなら私も参加したかった・・・。

詳細はこちらにも。
Piquer ~Ennrico’s  room:緊急なお願い!! (原告福田さんのブログ)
「古賀克重法律事務所」ブログ版:「かえせ!生命(いのち)を」
薬害肝炎訴訟を支える会mixi支部 :「かえせ!生命を」(いのちを)座り込み  

最近暖かくなりましたがまだまだ夜は冷え込みそうなので、座り込みされる方は温かい格好していって、体調崩さないように気をつけてくださいね。

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薬害肝炎九州訴訟控訴審レポ

もう、週の後半になってしまいましたが。
19日(月)は福岡高裁で行われた薬害肝炎九州訴訟の控訴審第一回期日に傍聴に行ってきました。
朝一で高速バスに乗って、何とか裁判所前集会から参加。
微妙に遅れていったのに、指名されて前で喋らされました。orz
(夕方の報告集会でももう一回あったし。)
春休みの微妙な時期だからか、学生の参加が少ないような気がして、それはちと残念でしたが、来る度に一般の支援者が増えている気がして、それだけ、この問題がだんだんと社会に浸透し始めたのかなぁ、と。

裁判所前の集会の後は傍聴券の抽選があり。
今回は80の傍聴席に対して、約2倍の倍率でしたが無事当選。
(何故か傍聴整理券がぺらぺらの紙になってたのが気になる・・・。)
前の方をがっつり陣取って傍聴してきました。

今回は控訴審の第一回期日ということで意見陳述の前にいろいろ手続き的な話があってたっぽいですが、裁判長が何を言ってるのか今一つ聞き取れずフラストレーションが・・・。
(パワーポイントを映すスクリーンが傍聴席に見えるかどうかなどは、大きな声で確認してて良かったけど。)
被告側が話を聞いてない!と言ってる人もいましたが、私の感想としては「意外と話聞いてる/聞いてる振りが上手いなぁ」という感じ。
むしろ、私は右陪席が頬杖着いたり、イスをぶらぶらさせたりしてるのが気になって気になって仕方なかったです。


内容は今回、原告四人、弁護士三人の意見陳述で計一時間でした。
報告集会なんかでも話があってたけど、全体としてクリスマシンに的を絞って進めていくようです。

まず、最初は山口さんが自身の被害を超えて、原告の代表として、すでに間に合わずに亡くなった原告がいるということ、そして全ての原告がどれだけ早期解決を願っているのか、そういった内容を陳述しました。

次に、クリスマシン原告の13番さんと福田衣里子ちゃんが陳述し。
二人の陳述に共通しているのは、若い原告としての、将来への不安、治療への不安、治療を受けるための金銭的、精神的、肉体的な苦痛についてだったけれど、中でも強く印象に残ったのは13番さんが言った「C型肝炎でも働かなければ生きていけないのです」「お金さえあれば、自分だって今すぐインターフェロン治療をしたいのです」という訴えでした。

原告としては最後の陳述だった16番さんも、13番さんとは違う形で治療の困難さを訴え。
国はC型肝炎を重篤じゃないとか、治療ができるとか言うけど、肝炎が原因で甲状腺を悪くしてインターフェロン治療に入れない16番さんや、治療費の負担が大きすぎてインターフェロンを使えない13番さんの言葉に耳を貸せば、そんなことは言えないはずなのに、と強く思いました。

原告の陳述の間には弁護士の陳述があり、佐木先生と石田先生は、それぞれFDAと日本の再評価調査会の例を引いて、原審がクリスマシンの(新生児出血への)有効性を認めたのは誤りだと言うことをビシっと指摘し、浦田先生は原告さんの訴えを引き継いで、日本の350万人の肝炎患者のうち9割が未治療ということを指摘して、「肝炎患者が安心して暮らせる世の中にすること」とそのためには、国の責任を明らかにし、薬事行政の失敗を償うべきだ、と先のB型肝炎訴訟(国敗訴)も例に挙げて、最後に陳述されました。

地裁と高裁は、ある意味繰り返しになってもおかしくないのに、それぞれまた違う切り口でいて、しかもこれまでの陳述内容と強くリンクする主張がなされてて、私も改めて気づくことが多かったです。
「同じ話」でも、聞く時々でやはりそれぞれに意味があるのだろうな、と。


裁判の後は非公開の進行協議があり、その後弁護士会館で恒例の記者会見と報告集会でした。
どうでも良いけど、質問タイムに全く質問の出ない記者さんたちは、よーくわかってるのか、全然わかってないから質問できないのかどっちなんだろうな~と思いつつ見てたり。
後で個別に聞くからいいや、ってことなのかしら・・・。

ちなみに、高裁の次回期日は5月21日(月)です。
ちょうど試験も終わった後だからこっちは傍聴できるかな~?
他に地裁の第二陣が4月11日に、東京地裁の判決が3月23日などにあるそうです。


傍聴の後は、いつものように懇親会に流れ。
後輩や弁護士、原告さんともいろいろ話をし。
訴訟が始まった当時、大学1年生だった子達が、もうすぐ卒業というのを聞いて、あっという間に時間が流れたんだなぁ、と思ったり。
学生としては最後の傍聴になるはずの今回、そういう学生の参加が少なかったのが何よりも残念でしたが、ローに進んでこれからも傍聴に来ますという子や、新しく参加した子などもいて、学生の支援の輪が途切れないで続いていることにちょっと安心したりもしました。
(てか、私のいたゼミの子が卒業生を除き全くいなかったんだけど・・・。orz)

私が今年試験だと皆知っているので、同じ学生の友達や弁護士の先生方などに、「がんばれよー」とたくさん言ってもらえました。
(徳田先生が手をぎゅっと握ってくれて、受かるように念を込めてくださったのが特にうれしかったです。)
合格して、I先生から言われたように、控訴審判決で「全面勝訴」の幟を持って飛び出していくのを目標にがんばります(笑)。
(もちろん、もっと早く全面解決するのが一番だし、早期全面解決を何よりも願っていますが。)
と、そんな感じで、久しぶりに傍聴へ行って、リフレッシュもしたし、がんばろうという気持ちにもなったし、行って良かったです。
いろいろと不安も大きいのですが、残り2ヶ月泣き言を言わずにがんばろうと思います。


当日の様子については、以下のブログもどうぞ。
「古賀克重法律事務所」ブログ版: 福岡高裁第1回期日・続速報
Piquer ~Ennrico’s  room:傍聴ありがとうございました。
ほっと Letter ~薬害肝炎の完全解決を願って~: 控訴審

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薬害肝炎九州訴訟控訴審開始

19日(水)は、昨年判決の出た薬害肝炎九州訴訟の控訴審の第1回(?)期日です。

控訴審第1回期日
2007年2月19日(月)
13時:裁判所前集会
13時半:傍聴整理券配布
14時:開廷@福岡高等裁判所501号法廷
16時:記者会見

というスケジュールだそう。
実名原告の福田衣里子ちゃんや山口美智子さんの他、匿名原告の方の意見陳述があるそうです。
長崎では、明日(というかもう今日)16時半から西浜の街アーケード入口(鉄橋)でビラ配りもあるそうなので、時間の許す方は是非どちらとも参加されてください。
私も日帰り覚悟で傍聴の予定です。
(でも、勉強が予定より遅れてるのでギリギリで行けないかも・・・。orz)

Piquer ~Ennrico’s  room:第一回福岡高等裁判所期日傍聴のお願い
「古賀克重法律事務所」ブログ版: 薬害肝炎訴訟 福岡高裁第1回期日

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薬害肝炎訴訟九州訴訟第二陣原告意見陳述

薬害肝炎九州訴訟を支える会からお知らせが来ていたのでお知らせ。

今週水曜日、27日に追加提訴の原告さん(こないだの判決には入っていない)の意見陳述があります。
場所は福岡地裁3階301法廷です。

10時:裁判所前集会
10時半:傍聴整理券の交付&抽選
11時:開廷
12時:記者会見@裁判所裏の弁護士会館

残念ながら、私は集中講義で行けないのですが、ぜひ傍聴へ行ってみてください。
クリスマシン被害の原告番号19番さん、八尋光秀弁護団代表、安倍弁護士、佐木弁護士が意見陳述するそうです。

判決が出て、なんとなく一区切りのような雰囲気が漂っていますが、国側の控訴によって何一つ解決したわけではありません。
(もちろん、解決へ向けて、少しずつ政治やいろいろなものは動き出しているかもしれませんが・・・。)
追加提訴でも勝訴判決を勝ち取り、控訴審でも原告の訴えがきちんと認められるためには、これからの支援の継続がとても大事なのだと思います。
お時間のある方は、ぜひ傍聴へ足を運んでください。m(__)m

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#7控訴ですか

Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <C型肝炎訴訟>国が控訴へ 福岡地裁判決

福岡地裁判決からたった2日。
それで「判決をそのまま受け入れるのは難しい。控訴という方向になると思います」と、迷いも見せずに決めることのできる大臣は誰のために働いてるんでしょうか。
原告とも一切面会拒否、それも大臣だけでなく事務方さえ会おうとしないのが厚生労働省の方針、そんな中での控訴決定には心の底からがっかりしました。
被害者は国ではなく全ての肝炎患者のはずなのに、訴訟を起こされたことで「自分たちは殴られている」というような発言をする人のいる厚生労働省、怒りを通り越して呆れるばかりです。
司法制度が何のためにあるのか、国賠が何のためにあるのか、全然わかってないっていうか、官僚ってb(ryなの?ってこんなにも思ったのは初めてです。

控訴に対する原告さんのコメントは、古賀弁護士のブログ薬害肝炎リレーブログで。


今日は福岡で(全国を繋ぐ)リレー集会も行われます。

リレー集会第3弾
「断ち切ろう薬害の連鎖、つなげよう命のちから」

9月2日(土)午後4時~
  福岡県弁護士会 3階ホール
  (福岡市中央区城内1番1号)

※2時からは、訴訟説明会も同所であるそうです。
詳しくはこちら

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#6薬害肝炎福岡訴訟判決詳細(未稿)

古賀弁護士のサイトで見れます。(こちら。)

全文は見れないっぽいですが、骨子と要旨は見れます。

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追記予定。

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#5記者会見と支援者集会(未稿)

未稿。

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#4薬害肝炎九州訴訟判決速報

フィブリノゲン製剤については80年11月以降の国と製薬会社の責任を認め、大阪判決を一歩進め、製薬会社と国の賠償責任を肯定したが、クリスマシン製剤に関しては国と製薬会社の責任を否定。

第一陣の18人のうち、7人について棄却されています。

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#3薬害肝炎九州訴訟判決は「勝訴」

薬害肝炎九州訴訟判決は「勝訴」

7倍近かった傍聴券の抽選に外れたので裁判所前で旗待ち。

14時に言い渡された判決は「勝訴」!!!


詳しい内容はまだ。
「全面勝訴」でなかったことはとても残念ですが、詳細を待ちます。

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#2判決前

判決前#1

今から裁判所前集会。
今日はマスコミも多いなり。

この後、続々と人が集まって、裁判所前の坂道の半分以上埋まるほどの人出となりました。
マスコミの数も、支援者の数も過去最大。
社会の関心が徐々に高まっているのを、こうやって目に見える形で知るとうれしく思います。

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#1薬害肝炎九州訴訟判決前日集会

(携帯更新のため後で修正するかもです。)

昨日29日18時〜天神の都久志会館で判決前日決起集会が行われました。
すごい人出でほぼ満席なのに感動。
さらに集会のメインだった、パワーポイントを利用したリレートーク(?)にさらに感動。
壇上に上がった原告さん、弁護士さん、支援する人々、皆すばらしく、これを作成者のT氏をホントに尊敬します。
内容は、訴訟の提起から大阪判決、明日の判決までの流れの中で、「他人事(ひとごと)じゃない」をテーマに、原告の声、支援者の声をまとめたものでした。
原告番号1番山口さんのコメントムービーを皮切りに、訴訟の間に亡くなった原告さんへの黙祷の後、原告番号4番→13番→8番→2番→3番→28番→17番(出田さん)と、実名公表していない原告さんも含めて、ムービーや写真に合わせて自らの被害を訴えられ、それに続いて支援の立場から、学生の会代表中西さん→九州肝臓友の会木戸さん→福岡県スモンの会草場さん→薬剤師猿渡さん→原告番号15番福田衣里子ちゃんと、それぞれの立場から「他人事じゃない」の意味を語りました。
その後、85年8月以前の感染についての被告の責任を切り捨てた大阪判決の話があり、「自分のためだけに戦っているのではない」と原告の小林さんが語り、原告番号19番さん→学生の会古庄君→原告番号5番さん→9番さん→18・16・11・7番さんから「二度と薬害を繰り返さず、私たちを最後にしてください」と言葉に詰まりながら要望書について紹介し、学生の会中村さんの後、最後に再び原告番号1番山口さんに戻って、思いを訴えるリレートークと映像の紹介が終わりました。
こうやって言葉にすると今一つイメージが膨らまないけど、実際のスピーチと写真、映像が一つに合わさって、すばらしかったと思います。
薬害や肝炎について知らない人、偏見を持っている人にこそ見てほしいです。

私は中でも、原告番号9番さんの言葉に強く共感しました。
「国や製薬会社に謝ってほしい」
「知らなかったから、効く薬だと思っていたから、だから謝らなくていいというのは変だ」
「何も悪くない母や医師でさえ、未熟児で産んでごめん、知らなかったからといって投与してごめんと謝ってくれるのに(二人は謝らなくていいのに)」
「だから、国や製薬会社に謝ってほしい」
ホントにその通りではないかと。

そのリレートークの後は来賓挨拶。
各党から議員本人や秘書の方々が「他人事じゃない」と薬害の根絶と、解決には政治や行政の力も必要だ、その政治を動かすのは政治家ではなく国民だ、だから共にがんばろう、と話をされていました。
ちなみに、民主党(菅直人衆議院議員)→共産党(にひ参議院議員)→社民党(しげの議員)→公明党(東議員の秘書)という流れでした。
さすがに菅さんの話は良かったです。

続いて、先に最高裁判決の出たB型肝炎訴訟の原告さんとその弁護士さんからの話があり。
地裁で全面敗訴、高裁でも一部は除斥期間に阻まれたけど、最高裁では逆転の全面勝訴、その判決の内容は必ずこのC型肝炎訴訟にも意味がある、と。

再び原告の山口さんが挨拶した後、最後に皆で活動の様子を映した写真を見ながら、栄光への架け橋を歌い、ハンカチを繋いで閉会となりました。

本日30日14時〜福岡地裁で薬害肝炎九州訴訟の判決が言い渡されます。
大阪訴訟では国に87年4月以前の責任を認めず、三菱ウェルファーマにも85年8月以前の責任を認めないだけでなく、クリスマシンを原因とする原告の請求を全面的に否定しました。
福岡ではその判決を踏み越えて、全面勝訴判決が出されることを強く願い、強く望みます。

夕方以降のテレビなどでも報道されると思うので、裁判所に来れない方はぜひチェックしてみてください。

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薬害肝炎訴訟九州訴訟判決&前日決起集会

060830

今週水曜日、30日の14時から、福岡地裁で薬害肝炎訴訟九州訴訟の判決が言い渡されます。
6月に大阪で判決が出て以来、2つ目の判決です。

判決に先駆けて、29日には「薬害・肝炎/8月30日、他人事じゃない。」をテーマに判決前日決起集会が行われます。
参加は誰でもできますので、福岡在住の方はぜひ参加してください。
詳細は以下。
私ももちろん参加予定です。

8月29日(火) 18時~20時 @都久志会館地下ホール

薬害肝炎九州訴訟の最新情報はこちら
薬害肝炎九州訴訟弁護団
実名公表原告の紹介やその他訴訟についての詳しい情報が載っています。

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薬害肝炎訴訟大阪判決

1つ前の記事で速報的に書きましたが、薬害肝炎訴訟、大阪地裁での判決が出ました。
原告13人のうち5人については国と三菱ウェルファーマに賠償を命じ、4人ついては三菱ウェルファーマにのみ賠償を命じる一方で、他の4人の請求を棄却する判決でした。

国と製薬会社の責任を認める、という点では勝訴判決なんだろうけど、感染が昭和60年8月以前とされる原告及び、クリスマシン(第9因子製剤)を感染原因とする原告の訴えは認められなかったので、手放しで大喜びはできず。

新聞等でも報道されていた薬害肝炎訴訟の主な争点は以下でした。

(1)国と製薬会社は血液製剤による感染の危険性をいつから認識できたのか
(2)製剤の有効性
(3)感染との因果関係

本判決では、(1)(2)については、承認の杜撰さや、アメリカでのFDAの報告や承認取消に関連して、(3)は輸血との併用事例という点で顕れていると思われ。

予習そっちのけで判決要旨を読んだので、大まかな内容をまとめてみたり。
(といっても私の理解なので間違ってるかもですが。)


まず、(1)の危険性と(2)の有効性を考えるのに、時系列で分断して判断している模様。
具体的には、①昭和39年の承認、②昭和53年(まで)の再評価手続きのすり抜け、③昭和60年8月の不活化処理方法の変更、④昭和62年4月の加熱フィブリノゲン製剤承認、と大きく4つの時点で裁判所の判断が下されてます。

①昭和39年の承認
○フィブリノゲン製剤の製造承認申請に際して添付された臨床試験資料は杜撰であった。
●当時の有効性審査方法下では、フィブリノゲン製剤の有効性、有用性を認めざるを得ない。
●当時の知見・状況から、国の製造承認は違法とは言えない。
●当時の知見・状況から、ミドリ十字の安全確保には過失はない。

②昭和53年(まで)の再評価手続きのすり抜け
○フィブリノーゲンミドリから、フィブリノゲンミドリに名称変更したことは第一次再評価対象から除外する合理的理由にならない。
○昭和53年までに厚生大臣はフィブリノゲン製剤を第一次再評価指定するべきであった。
○厚生大臣はFDAのフィブリノゲン製剤の製造承認取消という情報の収集検討を怠り、医薬品の安全性確保についての意識が欠如していた。
●当時の肝炎の危険性やDICに関する知見、産科出血の重篤性への認識を考慮すれば、後天性低フィブリノゲン血症に対するフィブリノゲン製剤の有効性・有用性が否定できたかはなお不明。
●後天性低フィブリノゲン血症を適用除外としなかったことは厚生大臣の規制権限不行使が著しく不合理であるとまでは言えず、いまだ違法とまでは言えない。
●ミドリ十字にも安全性確保に関する過失はない。

③昭和60年8月の不活化処理方法の変更
○C型肝炎の危険性やDICに対する知見がかなり集積されていた。
○医療技術の進歩等で参加領域についてフィブリノゲン製剤を必要とする省令は相当減少。
○フィブリノゲン製剤の有効性が疑問視される状況になりつつあった。
○ミドリ十字がフィブリノゲン製剤の不活化処理として変更を加えた紫外線照射等はほとんど不活化効果がなく、C型肝炎感染の危険性を一層高めた。
○ミドリ十字には安全確保義務に違反した過失有。
●厚生大臣はミドリ十字の不活化処理変更を知っていたと認められる証拠はない。
●後天性低フィブリノゲン血症を適用除外としなかった厚生大臣の規制権限不行使は著しく不合理であるとまではいえず、違法とは言えない。
※昭和60年8月以降のミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)の過失認定。
→昭和60年8月~昭和62年4月までに感染した原告は製薬会社に賠償責任。

④昭和62年4月の加熱フィブリノゲン製剤承認
○肝炎の危険性やDICに関する知見はかなり明確になっていた。
○血液用剤再評価調査会がフィブリノゲン製剤の有効性、安全性、有用性に強い疑問をだいていた。
○医学的、薬学的知見に基づく有効性審査方法の下では、フィブリノゲン製剤の有効性は確認できない。
○非加熱製剤につき、肝炎集団感染発生事例の報告があり、同種感染事例が発生する危険性が高い状態だった。
○このような状況下での後天性低フィブリノゲン血症を適用除外としなかった厚生大臣の規制権限不行使は著しく不合理であり違法。
○乾燥加熱処理によってはウィルスの不活化処理は不十分で安全性が何ら確保されていない。
○厚生大臣は十分な調査、検討を行わず、当初から非加熱フィブリノゲン製剤に代えて加熱フィブリノゲン製剤を承認するという結論ありきだった。
○申請からわずか10日で有効性、安全性、有用性を確認しないまま、後天性低フィブリノゲン血症の適用除外のない加熱フィブリノゲン製剤について、承認した。
○このような厚生大臣の承認は安全性確保に対する配慮や認識に著しく欠けており違法。
○ミドリ十字にも、非加熱及び加熱フィブリノゲン製剤の製造、販売につき安全性確保義務に違反した過失有。
※厚生大臣(国)の加熱製剤承認に関して、違法認定。
※ミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)の加熱、非加熱製剤の製造販売について過失認定。
→昭和62年4月以降に感染した原告は製薬会社と国の両者に賠償責任肯定。


(3)の因果関係については、国または製薬会社に賠償責任があるとされる昭和60年8月以降にフィブリノゲン製剤の投与を受けた原告についてのみ判断を下し、輸血併用事例を含めて、そのいずれもフィブリノゲン製剤とC型肝炎感染の因果関係をあっさりと肯定しています。


また、判決要旨の最後にはクリスマシン製剤についての判断を示しており、その内容は、
○昭和42年の第9因子複合体製剤(コーナイン)の輸入承認申請は杜撰であった。
○昭和51年の第9因子複合体製剤(クリスマシン)の製造承認申請はコーナインの杜撰さを引き継ぐものであった。
●当時の審査方法の下では、血液凝固第9因子欠乏症疾患の重篤性を考慮すると、クリスマシンの有効性、有用性を否定できるか疑問がある。
●クリスマシンの製造承認、その後の規制権限不行使について厚生大臣に違法はない。
●ミドリ十字にも安全性確保に関する過失はない。
というもの。


(1)国と製薬会社は血液製剤による感染の危険性をいつから認識できたのかという点については、FDAの製造承認取消など、昭和53年までにはフィブリノゲン製剤の危険性が認識できたとしつつ、一方で従来の判例をがっつり踏襲して、権限の不行使も、厚生大臣の裁量内であるか否かを判断、で、その裁量はかなり広く認められるのがお約束のなのか、結局違法とはされず。
行政法の講義を受けると、国相手の訴訟に関して「裁量」の壁が分厚いという話を聞くけど、今回もまさにそれなのだな、と。
個人的には、本当にそこまでの裁量が認められるのか、認めて良いのか、甚だ疑問ですが。


(2)製剤の有効性に関しては、弁護団は「そもそも効かなかった薬」と主張しているのに対し、大阪地裁の判示ではフィブリノゲン製剤の有効性、有用性を昭和60年8月までほぼ一貫して認めているように読めます。
微妙にあいまいな表現ばっかりだけど。
少なくとも有効性を真っ向から否定するのは、昭和62年4月までに血液用剤再評価調査会がフィブリノゲン製剤の有効性に疑問を呈してからのよう。

が。
この有効性の判断では、「産科DICが重篤だから」とか、「血液凝固第9因子欠乏症が重篤だから」とかそういうニュアンスで、そのための薬として必要と行っているような気が・・・。
△△病に△△薬が必要だとされるから、△△薬は△△病に効くんだ・・・って話になってるような。
素朴に疑問なんですが、これって何か変じゃない?
そりゃ、重い緊急性のある病気の場合、薬が必要なのはわかる。
でも、△△病に効くという名前の薬ならそれで良いというわけではなかろうに。
その薬がそもそも効かない薬だったら、その病気が重篤だろうが緊急だろうが、意味ないんだし。
病気の重篤性とその病気のための薬の有用性を絡ませて結論づけているように見えるところがどうしても納得いかないのですよ・・・。
いや、裁判官は私より遙かに優秀だろうから、そんなアホな論理破綻は起こしてないと思うけどさ。
でもやっぱり納得いかない。
誰か説明してくれ。orz

あともう1個どーしても理解できないのが、最初の承認の時点。
資料が杜撰だったけど、当時の審査方法下では有効性は認めざるを得ない、って当時の資料って「投与したら効いた」ってことだけが書かれた1枚のぺろっとした紙じゃなかったっけ?
てことは、当時の審査方法では中身が何だろうが、「投与したら効いた」って書いて出せばそれで何でも有効性が認められたってこと?
そんなんでOKだったら、承認されなかった事例というのは1個もなしになるような。
(もしかして、実際にALL承認だったのかしら?この時代の承認されなかった事例というのを見てみたい気が。)

それでも、そんな杜撰な制度だったということで、承認制度の上では有効性が認められてしまって、承認をパスしたという話なら理解できるんだけど、判決要旨だと「当時の審査方法の下では、フィブリノゲン製剤の有効性、有用性を認めざるを得ない」って、承認をパスしたことで製剤自体の有効性を肯定してしまっているように見えるんだけど・・・。
私の理解が変なのかなぁ・・・。
判決全文出たら読んでみよ。

最初にも書きましたが、上記のまとめは私の理解によるものなので、誤解や曲解がいっぱいあると思います。
行政法はむっちゃ苦手だし、法科大学院生としても劣等生な私なので、内容に責任は持てません(苦笑)。
間違いとかあったら突っ込んでいただけると幸いです。

とりあえず、今日は報道ステーションとニュースJAPANをしっかりチェックすることにします。
今回の判決はB型肝炎訴訟の最高裁判決があまり反映されていないように見えたけど、福岡地裁での判決には反映されて、今回の判決の不当な部分がクリアされることを願います。
8月30日は私も傍聴に行きますです。

ちなみに古賀弁護士のブログによれば、明日明後日と福岡では電話相談や支援要請行動を行うそうです。
□被害110番
6月22日(木)23日(金)
古賀克重法律事務所にて
092-735-1193
5名の弁護士で終日対応。
23日以降は平日常設(同番号)。

□支援者・弁護団・原告による判決勉強会と支援要請行動
6月24日(土)
14時から16時
判決勉強会(福岡市中央区春吉公民館2階講堂)
16時~
署名行動(天神)


私も判決勉強会、行こうかなぁ・・・。


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勝訴!

古賀弁護士のブログによると、今日13時15分から言い渡された、薬害肝炎訴訟大阪判決は、

勝訴!

国と製薬会社の責任を認める判決が出ました。
勝訴だって信じてたけど、良かったーーーー(泣)。
詳しくは「古賀克重法律事務所」ブログ版: 大阪訴訟判決・速報をどうぞ。


※追記
共同通信社によると、

薬害肝炎訴訟の大阪地裁判決は、原告13人のうち5人については国と製薬企業に賠償を命じ、4人は企業にのみ賠償を命令。ほかの4人の請求を全面的に退けた。

とのこと。
単純に勝訴と言って喜ぶことはできませんね。

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明日、大阪判決。

全国五地裁に係属中の薬害肝炎訴訟。
明日6月21日、大阪地裁が判断を示します。
先日、最高裁判所がB型肝炎訴訟で国の責任を認める判決(※)を出したように、大阪地裁でも国と製薬会社の責任を認める適正な判決が出ることを願います。

私は傍聴へは行けないので、家でニュースJAPANと報道ステーションをチェックします☆
(この2局は確実に扱う模様。特にニュースJAPANは裁判前から追っているチームがあるので熱いはずっ。)

平成16(受)672 損害賠償請求事件 最高裁判所第二小法廷平成18年06月16日判決


毎日新聞 - <B型肝炎訴訟>「追い風になる」とC型肝炎訴訟団
時事通信 - 国と製薬会社の責任、どう判断=C型肝炎訴訟、21日に初判決-大阪地裁
毎日新聞 - <大阪C型肝炎訴訟>被告の国側、「症例隠し」の評価一転